顎へのヒアルロン酸注入は痛い?原因や注意すべき痛みを解説
顎へのヒアルロン酸注入が痛いと聞き、施術を諦めようかと考える人は少なくありません。
ヒアルロン酸注射は美容医療の中でも、比較的痛みが少ないことが魅力であるため、痛いと聞くとメリットがなくなったように感じるのは自然なことです。
本記事では、顎へのヒアルロン酸注射の痛みについて解説します。
参考にして、過度に不安がる必要はないことを知ってください。
ヒアルロン酸注入とは?
ヒアルロン酸注入とは、ヒアルロン酸を顔や身体の患部に注入し、美容効果を期待するメニューです。
施術方法としては一般的な注射器で注入するだけであり、メスなどは一切しようしないため、切開したくないという人でも安心して受けられます。
胸に注入すれば豊胸、ほうれい線に注入すればシワ改善というように、注入部位によって効果が異なる点も特徴です。
本記事では、顎に注入した場合に絞って解説します。
顎のヒアルロン酸注入に見込める効果
顎のヒアルロン酸注入に見込める効果は、以下の通りです。
- フェイスラインがシャープになる
- 奥に引っ込み気味の顎の位置を改善できる
- Eラインを形成できる
- 割れ顎を改善できる
顎のヒアルロン酸注射に求められるものは、主にフェイスラインの改善です。
顎先のライン改善やボリュームの付け足しによって、輪郭を理想の形に近づけたり、顎が適度に前に出るよう改善します。
顎のヒアルロン酸注入のメリット
顎のヒアルロン酸注入におけるメリットは、以下の通りです。
- 切開が伴わない
- ダウンタイム・治療時間共に短い
- 施術後すぐに普通の生活に戻れる
体への負担の軽さ、時間的制約の短さがヒアルロン酸注入の魅力です。
施術後のダメージや割ける時間のなさがネックになっている方でも、ヒアルロン酸なら受けられるというケースは多いです。
顎のヒアルロン酸注入は痛い?
顎のヒアルロン酸注射は痛いかどうかですが、結論としては程度の差こそあれ、多少の痛みを伴います。
そのため、痛みに弱いという方は前もってクリニックに相談しておくのがおすすめです。
痛み止めの処方や麻酔クリームなど、クリニック側に対応をお願いし、痛みへの不安を解消しておきましょう。
顎のヒアルロン酸注射が痛い原因
顎のヒアルロン酸注射が痛いと感じる原因は、以下の通りです。
- 注射の刺激
- 薬剤の圧迫感
- 注入位置の深さ
どの美容医療においても共通しますが、痛みに対し無理に我慢する必要はなく、痛みに弱いことが恥ずかしいことというわけでもありません。
痛みに弱ければ申告しておくのがおすすめですし、「予想以上に痛く耐えられそうにない」と感じたら、施術途中でも医師に申し出ましょう。
注射の刺激
ヒアルロン酸は注射を刺すため、針の刺激で痛いと感じるケースがあります。
正確にいうと誰しも刺激は感じますが、気にならない人と痛くて耐えられない人が居ます。
注射の刺激の場合、麻酔クリームの塗布が一般的な対策です。
クリームを塗って少し時間をおき、皮膚表面に麻酔がかかることで、針の痛みを軽減します。
ただし麻酔クリームはクリニックによって別途料金がかかるケースもあるため、費用について事前にしっかり確認しておきましょう。
薬剤の圧迫感
ヒアルロン酸注射は、注入時薬剤の圧迫感を覚え、痛いと感じる人も居ます。
ヒアルロン酸に限りませんが、製剤を注入すると物理的に患部が製剤で押されるため、圧迫の刺激から鈍痛を覚える場合があります。
また、製剤が広がる感覚が嫌だという人も少なくありません。
圧迫による痛みは麻酔クリームで軽減可能ですが、押される感覚は完全に消えないケースが多いため、刺激を覚えるのはある程度仕方がないと捉えておくのがおすすめです。
注入位置の深さ
顎へのヒアルロン酸注射は、注入位置が比較的深いため、痛みや刺激を感じやすいです。
そのため、同じヒアルロン酸注射でも、顎への注入は痛いケースが多いと言えます。
また、痛みが施術後も数日続く場合があります。
気になる場合は、痛み止めを処方してもらいましょう。
問題ない痛みの特徴
痛みとひとくちに言っても原因はいろいろあることを前述しましたが、痛みの中でも問題のないものの特徴は以下の通りです。
- 時間が経つにつれて治ってきている
- 瞬間的な物であり、施術終了と同時に感じなくなった
- 痛くはあるがほとんど気にならない程度である
同じ痛みでも、上の条件に当てはまる痛みは、ほぼ心配要りません。
痛み止めなどで対応しつつ、完全に消えるのを待ちましょう。
注意すべき痛みの特徴
痛みの中でも、注意すべきものの特徴は以下の通りです。
- 耐えられないほど激しく痛い
- 赤みと腫れが同時に出ている
上の条件に合致したら、できるだけ早くクリニックに相談しましょう。
「何とも無かったら怒られるかもしれない」「時間が無いから後日にする」などと考え、診療に来ない人も少なくありませんが、結果として自分のためになりません。
耐えられないほど激しく痛い
耐えられないほど激しく痛い場合、何らかの疾患の現れである可能性があるため、注意が必要です。
顎へのヒアルロン酸注入は痛みが出ると前述しましたが、一般的には痛み止めで十分対応できる程度の痛みであり、強いものではありません。
まれではありますが、深刻なトラブルの可能性もあるため、速やかにクリニックで再診を受けてください。
赤みと腫れが同時に出ている
痛みと同時に赤みと腫れが出ている場合も、注意が必要です。
一般的にはいずれもダウンタイムの症状でもあるため、数日すれば治ります。
しかし逆に言うと、時間が経っても治らない時や、悪化していると感じる時は、何らかの炎症などが進行している可能性があります。
できるだけ早くクリニックに行き、状態を診断してもらいましょう。
KOBE美容皮膚科 西宮院で痛みの少ないヒアルロン酸注入を
KOBE美容皮膚科西宮院では、痛みの少ないヒアルロン酸注入を行っています。
当クリニックで施術にあたる医師は、いずれも経験豊富であり高い技術を持っています。
そのため、注射においてもお客様の負担を最小限に抑えつつ、効果を最大限に引き出します。
痛みが不安で、少しでも痛くない方が良いという方は、ぜひ当クリニックをご利用ください。
【まとめ】顎へのヒアルロン酸注入は痛みの種類に注意して
顎へのヒアルロン酸注入は、痛みの種類に注意することが肝心です。
特に、施術後の痛みの様子には注意を払ってください。
施術の痛みと言うと、施術中の痛みをイメージする人が多いですが、何らかのトラブルが起きやすいのは、どちらかというと施術の後です。
「終わったからもう大丈夫」と油断せず、痛みや他の症状がすべてきれいに消えるまで、異常に注意する意識を持ちましょう。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師