ヒアルロン酸が馴染むまではどのくらい?ダウンタイムや対処法を紹介
「顎に注入したヒアルロン酸はどのくらいで馴染むの?」
「ヒアルロン酸が馴染まない場合の対処法を知りたい」
このように顎に注入したヒアルロン酸がどのくらいで馴染むのか気になっている人もいるでしょう。
ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸を注射して施術部位のボリュームアップを期待する施術です。
本記事では、顎のヒアルロン酸が馴染むまでどのくらいかかるか解説します。ヒアルロン酸が馴染みくい時の対処法も紹介しています。
ヒアルロン酸が馴染むまでどれくらいかかる?
ヒアルロン酸治療は、ヒアルロン酸を注入して施術部位をボリュームアップする施術です。
顎にヒアルロン酸を注入すると、顎にボリュームアップ効果が期待できるので、Eラインの成形やアデノイド顔貌の改善を目指します。
注入されたヒアルロン酸は、1~2週間程度で馴染みます。
馴染むのに少し時間がかかるのは、ヒアルロン酸が組織の水分を吸って馴染む性質があるからです。
そのため、ヒアルロン酸を注射して馴染むまでは施術部を安静にした方が馴染みやすくなります。
施術当日の洗顔はしても良いですが、感染のリスクがあるのでメイクは避けましょう。
位置がずれて、ヒアルロン酸が馴染む時間がかかる可能性が高くなるので、ゴシゴシこすったり、強いマッサージもおすすめできません。
特に、ヒアルロン酸の施術部1点への圧力は特にリスクが高いといわれています。
ヒアルロン酸がなかなか馴染まない場合の対処法
ヒアルロン酸がなかなか馴染まない場合の対処法を以下にご紹介します。
- 時間経過を待つ
- 担当医にマッサージで調整してもらう
- ヒアルロン酸溶解注射をする
- ボトックス注射を併用する
それぞれについて解説します。
時間経過を待つ
施術したヒアルロン酸が馴染まない場合は、1~2週間程度待って様子をみましょう。
注入されたヒアルロン酸は組織の水分を吸って馴染むので、時間がかかります。
1~2週間以上経っても馴染む気配がなかったり、違和感が強かったりする場合は、施術したクリニックに相談してみるのをおすすめします。
担当医師にマッサージで調整してもらう
注入したヒアルロン酸が出っ張って馴染んでないと感じる場合は、担当医師にマッサージしてもらうと調整できる場合があります。
大きく形を変えられませんが、施術直後に形を調整する際にも行っています。
ヒアルロン酸の形が定着するまでであれば、マッサージなどで微調整できることもあるで担当のクリニックに相談してみてください。
ヒアルロン酸溶解注射をする
ヒアルロン酸はヒアルロニダーゼ注射というヒアルロン酸溶解薬で溶かすことできます。
ヒアルロニダーゼが有効な場合は、ヒアルロン酸が必要以上に出っ張ってしまったり、つぶれて横に広がったりして、形が気に入らずに馴染まないと感じる場合です。
ヒアルロニダーゼの効果でヒアルロン酸を溶かし、ヒアルロン酸注入をする前に近づけられます。
変性してしまったヒアルロン酸には効果が出にくく、完全に元に戻るわけではないので注意が必要です。
ボトックス注射を併用する
ボトックス注射を併用するとヒアルロン酸が馴染む場合があります。
顎にヒアルロン酸を注射した後のボトックス注射が有効なのは、顎の筋肉の発達や緊張が強く、不自然に馴染んでないように感じる場合です。
ボトックス注射はボツリヌス菌由来のたんぱく質成分を注射することで、筋肉の抑制効果が期待できる施術方法です。
筋肉を小さくしたり、動きにくくしたりすることで、ボリューム感を減らしたり、シワを予防したりできます。
どちらかというと先にボトックスをした方がきれいに仕上がるので、顎にヒアルロン酸とボトックスの両方の施術を検討している方はカウンセリングの際に相談することをおすすめします。
顎のヒアルロン酸がおすすめな人の特徴
顎のヒアルロン酸がおすすめな人の特徴を以下に紹介します。
- ある程度顎があり美しいEラインにしたい人
- マリオネット線を改善したい人
- お試しで顎の治療をしたい人
- 小顔にしたい人
- 顎の一部分をボリュームアップしたい人
それぞれについて解説します。
ある程度顎があり美しいEラインにしたい人
顎のヒアルロン酸はある程度顎があり美しいEラインにしたい人におすすめです。
ヒアルロン酸注入は顎のボリュームアップを期待できる施術方法ですが、土台の顎がある程度ないと、ヒアルロン酸が下がって思ったようなEラインを形成できません。
固めなヒアルロン酸を使うと顎が発達していない人でも対応できる場合もあるので、カウンセリングの際に相談しましょう。
マリオネット線を改善したい人
顎にボリュームができることで、痩せた顎を改善し、またたるみも引き伸ばしてくれるので、マリオネット線が薄くなります。
お試しで顎の治療をしたい人
ヒアルロン酸治療は、お試しで顎の治療をしたい人におすすめです。
1~2年でヒアルロン酸が吸収・分解され、ボリュームアップ効果が薄くなるからです。
もし、ヒアルロン酸の効果が気に入った場合は再施術も検討できます。
場合によっては1年以上効果が持続したり、ヒアルロン酸が変性して残ったりすることもあります。
高品質のヒアルロン酸を使用すると効果が持続しやすいといわれているので検討してみてください。
小顔にしたい人
顎が尖ることで、シャープな印象になり、小顔を作ることが出来ます。
顎の一部分をボリュームアップしたい人
ヒアルロン酸での顎の治療は一部分をボリュームアップしたい人におすすめです。
プロテーゼ治療と違い、ヒアルロン酸治療ではピンポイントにボリュームアップできます。
顎のボリュームアップでのEライン形成より、シワの予防目的でのヒアルロン酸治療は得意分野です。
デザインも調整できるのでカウンセリングの際に相談してみてください。
KOBE美容皮膚科 西宮院ならカウンセリングでデザインを決めて顎のヒアルロン酸治療ができる
KOBE美容皮膚科 西宮院ならカウンセリングでデザインを決めて顎のヒアルロン酸治療ができます。
ボトックス注射も施術できるので、他の治療との併用を考えている人はカウンセリングの際に相談しましょう。
【まとめ】顎のヒアルロン酸は1週間~10日で馴染む
顎のヒアルロン酸は1~2週間程度で馴染みます。
それでも気に入らない場合は、ヒアルロン酸溶解注射やボトックス注射などの対処法もあるので、時間がたっても馴染まない方は施術したクリニックに相談してください。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師