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コラム

【0.1ccが運命】大阪で安い涙袋ヒアルロン酸おすすめクリニック10選!技術と料金で選ぶなら

「安さ」と「可愛さ」を両立したいあなたへ。

ふっくらとした涙袋を得るためにヒアルロン酸を注入するのは、顔全体に立体感と優しさを与え、「可愛くなりたい」「華やかな印象にしたい」というあなたの願いを叶える最も効果的な方法の一つです。

しかし、大阪のクリニックの広告を見ると、「最安値」「1万円以下」という言葉があふれています。

「こんなに安いなら、すぐに試したい!」

「でも、安さだけで選んで不自然な形になったらどうしよう…」 

目元は顔の印象を決める最も大切なパーツです。失敗への不安を抱えたまま、一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

そこで、この情報過多な市場で、あなたが「安さ」と「安全性」のどちらも諦めずに、納得のいく施術を受けるために、この記事を作成しました。

この記事では、湘南美容クリニックTCB東京中央美容外科といった大手から、東京美容外科共立美容外科など、大阪で特に人気のあるクリニック10院を徹底的に比較しています。

そして、記事全体をKOBE美容皮膚科 山本周平院長に医学的な知見から監修していただきました。

山本院長は、大阪のクリニックとは一切利害関係のない中立な立場から、価格に隠された追加料金のトリックや、「0.1cc」の繊細な技術がいかに重要かを優しく解説します。

大阪で安くて上手い、涙袋のヒアルロン酸注射におすすめのクリニックを一緒に見つけていきましょう。

監修:山本周平(「KOBE美容皮膚科 西宮院」責任医師)紹介

周平先生

西宮院 責任医師

山本周平医師

患者様一人ひとりに寄り添う診療を心がける専門家として、ヒアルロン酸に関する正確で信頼性の高い情報を提供します。

所属・資格等

(一部)

日本美容皮膚科学会正会員

日本美容外科学会正会員

日本抗加齢医学会正会員

日本内科学会正会員

日本医師会認定産業医

SNS

インスタグラム

・本記事で紹介しているクリニックまたは商品等にはPRを含みます

・山本医師は美容皮膚科医の専門知識をもって、クリニックの選び方や注意点を監修しています

・より多くの患者様に自身に合った美容医療を受けていただくために、地域問わず全国の医院を紹介しています

【監修医直伝】大阪でクリニックを選ぶ「5つの絶対基準」

「安い」という言葉に惑わされず、後悔しない涙袋を手に入れるためには、医師の技術とクリニックの体制を見抜くための「確かな基準」が必要です。

ここでは、KOBE美容皮膚科の山本周平院長が、あなたの安全と美しさを守るために設定した、絶対に譲れない5つの基準を解説します。

大阪でクリニックを選ぶ「5つの絶対基準」

  • 内出血と痛みを減らす「マイクロカニューレ」はあるか?
  • 料金体系は「明朗会計」か?「隠れコスト」の正体を見破る
  • 注入後の「デザイン力」と「修正のしやすさ」
  • 製剤の「硬さ」と「種類の豊富さ」
  • 医師による「丁寧なカウンセリング」の有無

基準1:内出血と痛みを減らす「マイクロカニューレ」はあるか?

涙袋の施術で、多くの方が心配するのが内出血です。

目の周りには細い血管が豊富にあるため、通常の注射針(鋭針)を使うと、血管を傷つけて内出血を起こすリスクが高まります。

ここで重要になるのがマイクロカニューレです。

マイクロカニューレとは?

先端が丸く、横に穴が開いている特殊な鈍い針です。血管や組織を傷つけにくいため、痛みや内出血のリスクを最小限に抑えられます。

湘南美容クリニック共立美容外科フィラークリニック のように、カニューレを導入しているクリニックは、「患者様の安全と快適さ」を最優先に考えている証拠です。

カニューレの使用に別途料金(オプション)がかかるクリニックが多いです。カウンセリングで総額に何が含まれているかを必ず確認しましょう。

基準2:料金体系は「明朗会計」か?「隠れコスト」の正体を見破る

「安い」という言葉の裏には、あなたにとって不利益な追加料金が隠れている可能性があります。

特に注意すべき「隠れコスト」は以下の3つです。

  1. 麻酔代:注入時の痛みを軽減する麻酔クリームや笑気麻酔は、別途オプション料金がかかる場合があります。
  2. カニューレ代:前述の通り、内出血リスクを減らすためのマイクロカニューレが有料オプションの場合があります。
  3. 手技料・処置料:ルラ美容クリニックプライベートスキンクリニック のように、ヒアルロン酸の価格とは別に「施術技術料金」や「処置料」がかかる場合があります。

最も安い価格で飛びついた結果、これらのオプションを足すと、トータルの支払額が他のクリニックよりも高くなるケースが多々あります。

事前に「表示価格以外に必要な費用はありますか?」と総額を必ず確認し、明朗会計なクリニックを選びましょう。

基準3:注入後の「デザイン力」と「修正のしやすさ」

涙袋は顔の印象を大きく変えるため、「医師のデザイン力」が全てと言っても過言ではありません。

東京美容外科 のように「美容外科医として10年以上の経験を持つ医師」や、形成外科学会から認定を受けた医師が在籍しているクリニックは、目元の解剖学的構造を熟知しており、技術力に期待できます。

「やり直し」ができるかも重要です。

万が一、形が気に入らなかったり、デコボコしたりした場合でも、ヒアルロニダーゼという薬剤でヒアルロン酸を溶かして元に戻すことが可能です。この「修正保証」を明確に提供しているクリニックを選びましょう。

例えば東京美容外科では「術後安心保証」制度があり、万が一のトラブルにも対応する体制が整っています。

基準4:製剤の「硬さ」と「種類の豊富さ」

前章でも触れましたが、涙袋に適した製剤の選定は、不自然な仕上がりを防ぐために不可欠です。

  • 涙袋に適した製剤:ジュビダームビスタ・ボルベラXCなど、皮膚が薄い目元になじみやすく、むくみを起こしにくい製剤を推奨しているクリニック が信頼できます。
  • 豊富な選択肢:TCB東京美容外科品川スキンクリニック のように、複数のヒアルロン酸を取り揃え、あなたの目の形や予算に合わせて最適な製剤を提案してくれるクリニックを選びましょう。

基準5:医師による「丁寧なカウンセリング」の有無

ヒアルロン酸注入は、医師とあなたのイメージのすり合わせが最も大切です。

例えば東京美容外科は、術前のカウンセリングは施術と同じくらい重要だと考え、患者の希望を完全に理解した上で治療を行うことを徹底しています。

あなたの「なりたい理想のイメージ」をしっかりと伝え 、医師がシミュレーション を行い、あなたが納得するまで話し合えるクリニックを選びましょう。

【山本医師の視点】 「安さ」を追い求める人が見落とす致命的な事実

多くのクリニックが「安さ」を競う中で、「ヒアルロン酸は誰が注入しても同じ」という危険な考え方が生まれています。

大阪TAクリニックが指摘するように、ヒアルロン酸注射の成功の鍵を握るのは「医師のスキル(技術)」です。注入する箇所や角度、深さを誤ると、デコボコになったり、青白く透けたり(チンダル現象) 、最悪の場合は血管閉塞という深刻なリスクにもつながります。

「安さ」ではなく、「経験豊富な医師」と「安全への配慮(カニューレなど)」の2点こそが、あなたの涙袋を成功に導く基準であることを、心に留めておいてください。

なぜ涙袋で印象が変わるの? ヒアルロン酸注入の「基本のき」

涙袋のヒアルロン酸では「0.1ccが運命」を分ける施術だからこそ、ヒアルロン酸の性質と目元の仕組みを正しく理解しておく必要があります。

この知識が、前述の「5つの絶対基準」を実践するための土台となります。

そもそも涙袋って何?

多くの方が「涙袋」と呼ぶ目の下のふくらみは、医学的には「眼輪筋(がんりんきん)」という筋肉による盛り上がりのことです。

  • 目の印象:涙袋がはっきりしていると、目が大きく見え 、愛らしい印象や若々しい印象を与えます。
  • ヒアルロン酸の役割:ヒアルロン酸注入は、この筋肉の盛り上がりに沿って、メスを使わずに 、ふっくらとした立体感を作る施術です。

年齢とともに、眼輪筋が衰えたり、皮膚のハリや弾力が低下したりすることで、このふくらみが小さくなり、目元がぼやけてしまうことがあります。

ヒアルロン酸の種類と「もち」の話

涙袋へのヒアルロン酸注入で最も大切になるのが、製剤の「硬さ」です。

▼ヒアルロン酸製剤のタイプと涙袋への適性

※表は横スクロール可能

製剤のタイプ

特徴

涙袋への適性

柔らかい製剤

目元の動きに馴染みやすく、自然な仕上がりになりやすい。

皮膚が薄い涙袋には特に適しています。

適している

硬すぎる製剤

形は保ちやすいが、表情を変えたときに異物感が出たり、皮膚の下でデコボコになりやすい。

注意が必要

ボルベラXCの採用理由

ジュビダームビスタ・ボルベラXCは、ジュビダームシリーズの中でも最もソフトな質感を持ち、皮膚が薄くデリケートな目元の注入に適しています。吸水性が低く、むくみを起こしにくいという特徴も、目元に最適です。

持続期間

製剤の種類や体質によりますが、効果の持続期間は数ヶ月から2年程度が目安です。例えば、ボルベラXCは約1〜2年の持続が期待できます。

0.1ccが運命を分ける! 失敗しないための「注入量の黄金比」

ページのタイトルにある通り、「0.1cc」というわずかな量が、成功と失敗を分ける決定的な要素です。

なぜ0.1ccが重要か

涙袋は非常に狭い範囲のため、多くの方が勘違いする「たくさん入れれば良い」という考えは間違いです。医師の繊細な技術がなければ、ミリ単位の調整は不可能です。

適切な注入量

 一般的な目安として、片目につき0.1cc〜0.3cc程度を注入する場合が多いです。

ヒアルロン酸を入れすぎてしまうと、「アバター顔」のように不自然な仕上がりになるリスクがあります。

また、注入位置が浅すぎたり 、量が多すぎたりすると、ヒアルロン酸の成分が皮膚から透けて青白く見えてしまう「チンダル現象」が起きる可能性があります。

施術後の生活(ダウンタイムとアフターケア)

施術後の過ごし方を知っておくことは、失敗やトラブルを避けるための大切な防御策です。

▼ダウンタイムとアフターケアの詳細

※表は横スクロール可能

項目

施術当日の目安

術後の注意点(医師のアドバイス)

施術時間

約5〜10分程度で完了します。

内出血・腫れ

内出血や腫れが起きる可能性はありますが、ほとんどの場合メイクで隠せる程度です。通常、1〜2週間程度で治まります。

マイクロカニューレの使用で、内出血のリスクを最小限に抑えられます。

メイク・洗顔

メイクは当日または翌日から可能ですが、注入部位は優しく取り扱いましょう。

強くこすったり、マッサージしたりすることは、約2週間は避けてください。

運動・飲酒

激しい運動や長時間の入浴、過度の飲酒は、腫れや内出血の原因となるため控えましょう。

冷却や保湿をしっかり行うことが、ヒアルロン酸の定着を良くするための助けになります。

【山本医師の視点】 健康管理の視点から見た安全性

美容外科医だけでなく、内科医としての経験から見ても、ヒアルロン酸注入は安全性の高い施術です。なぜなら、万が一アレルギー反応や感染症の兆候があっても、全身管理の観点から迅速な対応が可能だからです。

ただし、注入時に誤って血管内にヒアルロン酸が入ってしまうと、血流が滞り、周辺組織が壊死してしまうなどの重大なリスク(血管閉塞)がゼロではありません。

これを避けるには、前述のとおり「カニューレの使用」と、「経験豊富な医師」の技術に頼るしかありません。

「直後に激しい痛みを覚える場合」や「注射部位から少し離れた場所に痛みや赤みがある場合」は、すぐにクリニックに連絡し、診察を受けてください。それがあなたの安全を守るための、最も重要な行動です。

【徹底比較】大阪の涙袋ヒアルロン酸おすすめクリニックランキング10選

「安さ」だけで選んで後悔するのは、もうやめましょう。ここでは、私たち編集部が厳選した大阪の人気クリニック10院を徹底的に分解していきます。

あなたが一番知りたい「涙袋ヒアルロン酸の価格」は、クリニックごとに2万円以上も差が出るだけでなく、カニューレ代や手技料といった「隠れコスト」が潜んでいます。

このランキングでは、単なる「表示価格」ではなく、「医師の技術力」や「安全への配慮(カニューレ、保証)」といった失敗しないための判断基準と照らし合わせながら、各院の本当の価値を明らかにします。

「0.1ccが運命」を分ける繊細な施術だからこそ、目先の安さではなく、あなたの理想を叶える確かな技術に投資してください。この比較表を最後までチェックして、あなたの後悔しないクリニック選びを成功させましょう。

▼大阪の涙袋ヒアルロン酸おすすめクリニック比較表

※表は横スクロール可能

順位

クリニック名

価格帯の目安(最安/税込)

最重要技術(カニューレ/保証)

製剤・安全対策(技術基準との連携)

隠れコストの可能性

公式サイト

1位

東京美容外科 梅田院

東京美容外科 梅田院

1本:30,000円〜

術後安心保証。医師経験10年以上の徹底

ジュビダーム各種、クレヴィエルなど製剤豊富。1本買い切り制。

カニューレ代:税込8,800円。
麻酔代:税込3,300円。

公式サイト

2位

TCB東京中央美容外科 心斎橋院

TCB東京中央美容外科 心斎橋院

1cc:8,960円

形成外科学会専門医多数在籍。

国産Fineha L、クレヴィエル、ピネハウルトラ。

クーポン利用での低価格訴求。価格は製剤により大きく変動。

公式サイト

3位

品川スキンクリニック 梅田院

品川スキンクリニック 梅田院

最安:14,050円

プチシワ取り(ヒアルロン酸)を主要メニューとする。

ボルベラ、ポリフトなど幅広い製剤。

涙袋の具体的な追加料金明記はなし。カニューレ代の記載は不明瞭。

公式サイト

4位

湘南美容クリニック 大阪梅田本院

湘南美容クリニック 大阪梅田本院

0.3cc:18,330円

症例実績11万件以上。マイクロカニューレの使用を推奨。

RHA1、ボルベラXCなど。

マイクロカニューレは別途オプションの可能性あり。

公式サイト

5位

大阪TAクリニック

大阪TAクリニック

片面:9,900円

形成外科専門医在籍。0.1cc単位でのデザインを重視

ボルベラ、ポリフトなど厚生労働省承認製剤あり。

マイクロカニューレ代:税込3,300円が別途必須。

公式サイト

6位

ルラ美容クリニック 大阪心斎橋院

ルラ美容クリニック 大阪心斎橋院

モニター最安:20,000円

経験豊富な医師によるオーダーメイド注入。

ジュビダーム(ウルトラ、ポリフト、ボルベラ)など。

ヒアルロン酸1本につき技術料金1万円+税が必須。カニューレ代:税込7,150円が必須。

公式サイト

7位

eクリニック 大阪院

eクリニック 大阪院

0.3cc:19,800円

注入技術指導医が在籍し「コスパ×技術力」を強調。

ジュビダームビスタボルベラXCなど。

料金はキャンペーン・クーポンの可能性あり。

公式サイト

8位

フィラークリニック 大阪梅田院

フィラークリニック 大阪梅田院

0.1cc:3,850円

注入専門医が0.1cc単位で細かく調整。

ニューラミス、ボルベラ、ポリフトなど。

痛みが不安な方は麻酔が別途料金。カニューレは用意されているがオプションの可能性。

公式サイト

9位

共立美容外科 大阪心斎橋院

共立美容外科 大阪心斎橋院

1cc:59,800円

アラガンビューティーアワード3年連続受賞。眼輪筋の動きを考慮した注入技術。

レスチレンリド、ボルベラXCなど涙袋に特化した製剤。

料金は1cc単位で高額。

公式サイト

10位

プライベートスキンクリニック 大阪梅田院

プライベートスキンクリニック 大阪梅田院

1cc:29,700円

形成外科専門医在籍。カウンセリング重視のオーダーメイド。

ニューラミス、ポリフト、ボルベラなど。

ヒアルロン酸注入部位には別途処置料4,400円が必要。医師指名料:5,000円。

公式サイト

【山本医師の視点】 見せかけの安さと本当の安心

この詳細な比較からわかることは、「価格の安さ」と「技術・安全の担保」はトレードオフの関係にあるということです。

例えば、1位の東京美容外科はヒアルロン酸自体の価格は高めですが、その分医師の経験と術後保証という、最も高価な安心をパッケージしています。一方、安価なクリニックは、カニューレや麻酔といった安全対策をオプションにしており、「技術力がないと失敗するリスク」を患者様が追加料金で補填しなければなりません。

あなたが本当に支払うべきなのは、目元の繊細なデザインを正確に行う「医師のスキル」です。安価な料金プランを見ても、必ずカニューレ代や麻酔代、そして医師の経験をチェックし、トータルの安全コストを比較してください。

安さの裏側を暴露!料金シミュレーション

「最安値」に飛びついて後悔しないために、この章では「表示価格」と「実際に支払う総額」の間に存在する「隠れコスト」を計算し、本当にコストパフォーマンスが高いのはどのプランかを検証します。

隠れコストの正体!なぜ価格は高くなるのか?

多くのクリニックが広告で打ち出している価格は、ヒアルロン酸本体の価格のみであり、安全で快適な施術のために必要な費用が別途追加されます。

特に注意すべき「隠れコスト」は以下の通りです。

▼隠れコストの一覧表

※表は横スクロール可能

隠れコスト

内容

注意すべきクリニックの例

技術・手技料

注入の技術に対してかかる費用。

ルラ美容クリニック(1本につき1万円+税が必須)

プライベートスキンクリニック(処置料4,400円)

マイクロカニューレ代

内出血リスクを減らす特殊な針。

大阪TAクリニック(税込3,300円が必須)

ルラ美容クリニック(税込7,150円が必須)

麻酔代

表面麻酔、笑気麻酔などの費用。

東京美容外科(税込3,300円)

品川スキンクリニック(希望の場合有料)

【徹底比較】「最安値」プランの総額シミュレーション

あなたが「安さ」を重視して選ぶ可能性が高い、低価格プランに「安全対策のコスト」(マイクロカニューレ代など)を加算した場合の総額をシミュレーションします。

【シミュレーションの前提】

注入量:片目 0.2ccを想定(両目で0.4cc)。ただし、クリニックの最安プランが1cc単位の場合は1ccで計算。

安全対策:カニューレ代(必要な場合)+麻酔代(平均3,300円で計算)。

※表は横スクロール可能

クリニック名

表示価格(最安)

隠れコスト合計(目安)

実質支払総額

フィラークリニック (0.1cc)

3,850円

麻酔代 + カニューレ代(オプション)

約8,000円〜

品川スキンクリニック

14,050円

麻酔代(有料)+カニューレ代(不明)

約17,350円〜

大阪TAクリニック (片面)

9,900円

カニューレ代:税込3,300円(必須)

13,200円

ルラ美容クリニック (モニター)

22,000円

技術料金:11,000円(必須)+ カニューレ代:7,150円(必須)

40,150円

東京美容外科 (最安1本)

30,000円

カニューレ代:8,800円 + 麻酔代:3,300円

42,100円

ルラ美容クリニックのように、ヒアルロン酸本体の価格は安く見えても、技術料金やカニューレ代が必須で加算される結果、総額が約4万円にまで跳ね上がるケースがあることに注意が必要です

「最安値」を提示しているクリニックは、カニューレ代や麻酔代を別途オプションにしている場合が多いため、契約前に総額を必ず確認することが最も重要です。

「投資対効果」で考えるコストパフォーマンス

目先の安さだけでなく、「持続期間」を加味した「投資対効果」で考えることが賢明です。

▼価格と品質で比べたコスパ一覧表

※表は横スクロール可能

項目

安価な製剤(持続3〜6ヶ月)

品質重視の製剤(持続1〜2年)

初期費用

安い(約1万円台〜)

高い(約4万円〜)

1ヶ月あたりの費用

3ヶ月で再注入した場合、月あたり約3,000円〜6,000円

1年半(18ヶ月)で再注入した場合、月あたり約2,200円〜3,300円

リスク

短期間で再注入が必要なため、何度も内出血や腫れのリスクを負う。

長持ちするため、リスクを負う回数が少なく、結果的に安全。

品質の高い製剤(ボルベラXCなど)は初期費用は高いですが、長持ちするため、結果的に1ヶ月あたりのコスト(CP)は安くなることが多いです。また、再注入の回数が減ることは、内出血や感染症のリスクを負う回数も減らすことを意味します。

【山本医師の視点】 安さは「医師の経験」を削るコスト

医療の世界において、極端な安さは「医師の経験や時間」を削っている可能性が高いことを意味します。

失敗した場合、ヒアルロニダーゼ(溶解注射)で元に戻すのにも費用(東京美容外科は55,000円)がかかります

初期費用を安くしようとして「やり直し」になるよりも、最初から信頼できる医師に、品質の高い製剤で施術してもらう方が、最終的なコストと精神的な負担は圧倒的に軽くなります。

施術の流れとダウンタイム、リスク管理

「顔に注射をするのは怖い」「施術後、いつから人に会えるの?」という不安を解消するために、施術の具体的な流れと、ダウンタイムの過ごし方を正直に解説します。

施術当日の流れ

ヒアルロン酸注入は、カウンセリングの時間を含めても、比較的短時間で完了します。

カウンセリングとデザイン

医師またはカウンセラーに、あなたの「なりたいイメージ」を詳しく伝えます。医師があなたの骨格や表情のバランスを見て、注入量や注入箇所を細かくデザインし、シミュレーションを行います。

麻酔

痛みを軽減するため、クリームを塗布する表面麻酔や麻酔テープを貼るなどして、30分ほど待ちます。(オプションの場合あり)

注入

麻酔が効いたことを確認した後、極細の針やマイクロカニューレ(鈍針)を使い、ヒアルロン酸を少しずつ注入していきます注入直後に、医師が形がきちんと整うように注入部位の圧迫を行う場合があります。

確認とアフターケア

鏡で仕上がりを確認し、左右差やふくらみに問題がないかをチェックします腫れや内出血のリスクを下げるため、注入部位を冷却するクリニックもあります。

ダウンタイム(痛み・腫れ・内出血)の目安

ヒアルロン酸注入はダウンタイムが少ないのが魅力ですが、体質や注入部位によっては以下の症状が出ることがあります。

痛み

麻酔が効いているため、注入時の痛みはほとんど感じない方が多いです麻酔の際にチクッとした痛みを感じる程度です。

腫れ・むくみ

施術直後は一時的に腫れやむくみが生じることがありますが、通常、2〜3日程度で落ち着きます。

内出血

まれに内出血(青み)が出ることがありますが、メイクで隠せる程度のごく小さなものです通常、1〜2週間程で自然になくなりますマイクロカニューレを使用することで、このリスクは大きく抑えられます。

術後の過ごし方(リスク管理の鉄則)

施術後の過ごし方は、ヒアルロン酸の定着と持続期間を左右する重要なポイントです。

▼施術後の過ごし方とアドバイス表

※表は横スクロール可能

行動

推奨される期間

山本医師からのアドバイス

メイク

出血がなければ当日より可能。注入部位は避けるのが無難。

針穴の部分には触れないよう、優しく行ってください。

洗顔・入浴

当日から可能。

注入部位を強くこすったり、ゴシゴシ触ったりすることは2週間程度避けてください。

激しい運動・サウナ

当日は控える。激しいスポーツは翌日から可能とするクリニックもあります。

血流が良くなる行為は、腫れや内出血を悪化させる原因となります。

飲酒

当日は控える。

血行を促進するため、腫れが引くまで控えましょう。

マッサージ

1週間〜2週間程度控える。

注入部位を強く押したりマッサージしたりすると、形が崩れる可能性があります。

万が一のトラブル対応

万が一、仕上がりが不自然に感じたり、デコボコしたりした場合は、ヒアルロニダーゼという酵素の力でヒアルロン酸を溶かして元に戻すことができます。

東京美容外科のように、術後の凸凹や仕上がりに納得がいかない場合に対応可能な保証制度を設けているクリニックを選ぶと安心です。

【山本医師の視点】 最も怖いリスク「血管閉塞」のサイン

ヒアルロン酸注入の最も重篤なリスクは、誤って血管に注入され、血流が遮断される「血管閉塞」です。

  • 発生はまれですが、もし施術直後または帰宅後に、「極めて激しい痛み」や、「注射部位から少し離れた場所(鼻先や小鼻など)の痛みや発赤」を感じた場合は、迷わずすぐにクリニックに連絡してください。これは血液の循環不全の可能性があり、一刻を争う事態です。
  • 経験豊富な医師ほど、このリスクを避けるための解剖学的な知識と適切な深さの注入技術を持っています。

大阪で涙袋のヒアルロン酸注射を受けたい方からのよくある質問(Q&A)

ここでは、涙袋ヒアルロン酸注入を検討する方が持つ、具体的な疑問や不安にお答えします。

Q1. 痛みはありますか? 痛みに弱いのですが大丈夫でしょうか?

ヒアルロン酸注入は注射で行うため、麻酔なしではチクッとした痛みを感じる可能性があります。しかし、多くのクリニックでは痛みへの配慮として、以下の対策を行っています。

  • 麻酔の使用:施術前に麻酔クリームや麻酔テープ、または笑気麻酔(オプションの場合あり)を使用し、痛みを大幅に軽減します。
  • 製剤の工夫:注入するヒアルロン酸自体に、痛みを和らげる成分(リドカイン)が含まれている場合もあります。

痛みに不安がある場合は、カウンセリング時に必ず伝え、麻酔オプションやマイクロカニューレの使用について相談しましょう。

Q2. 効果はどのくらい持ちますか?

ヒアルロン酸は体内に存在する成分のため、時間とともに徐々に吸収されます。持続期間には個人差がありますが、一般的に短くて3ヶ月、長くて2年程度が目安です。

  • 製剤による違い:柔らかい製剤ほど吸収が早く、硬い製剤であるほど吸収が遅い特性があります。例えば、涙袋に適したボルベラXCは約1〜2年程度の持続が期待されます。
  • 長持ちさせる方法:保湿ケアを徹底し、紫外線やストレスを避け、適切なタイミングでのメンテナンス注射を行うことが、効果を持続させるために推奨されています。

Q3. メイクはいつからできますか?

多くのクリニックで、施術直後からメイクが可能とされています。

  • 注意点:ただし、針を刺した部分(針穴)はデリケートなため、注入部位を避けて優しく行うのが無難です。
  • 内出血が出た場合でも、お化粧で隠せる程度がほとんどです。

Q4. 失敗した場合、元に戻せますか?

ヒアルロン酸注入の大きなメリットは、万が一仕上がりに納得がいかなくても、元に戻すことができる点です。

  • 対処法:ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸を分解する酵素を注入することで、ヒアルロン酸を溶かし、早期に元の状態に戻すことが可能です。
  • 再注入:溶解後、腫れが引くのを待って、改めてデザインを修正して再注入することも可能です。この「やり直せる安心感」が、多くの人がヒアルロン酸を選ぶ理由の一つです。

Q5. 注入後、マッサージやエステはいつからできますか?

注入部位を強く圧迫すると、形が崩れたり、ヒアルロン酸が周囲に移動したりする可能性があるため、一定期間は控える必要があります。

  • 推奨期間:注入から1週間〜2週間程度は、注入部位への強い圧力がかかるマッサージやフェイシャルエステは避けることをおすすめします。