輪郭形成をヒアルロン酸でできる?メリットやデメリットも解説
顔の輪郭を改善したいという人は、少なくありません。
しかし、一方で輪郭形成のメニューは大がかりそうなイメージがあり、ハードルが高いという場合も多いです。
そういった場合には、ヒアルロン酸注入による輪郭形成がおすすめです。
本記事では、ヒアルロン酸注入による輪郭形成について解説します。
参考にして、フェイスラインの悩みを払拭する助けにしてください。
ヒアルロン酸注入とは?
ヒアルロン酸注入とは、注射でヒアルロン酸を各部位に注入し、さまざまな美容効果を期待する施術です。
メスは一切使わず、用いる注射器もごく一般的なものであり、施術としては比較的シンプルです。
目の下に打てば涙袋形成に、シワ部分に打てばシワ改善にと、部位によって期待できる効果が変化します。
本記事では、輪郭形成を目的とした場合に絞って解説します。
ヒアルロン酸で行う輪郭形成とは
ヒアルロン酸で行う輪郭形成とは、正確にいうとヒアルロン酸を適量、顎、顎先、鼻、こめかみ周辺に注入する施術です。
顎部分を主として、顔周りのボリュームをヒアルロン酸で調整することによって、希望の輪郭に近づけることができます。
顎先を適度に目立たせることで輪郭がシャープに見えますし、やり過ぎなければ顎がしゃくれたりして見えることもありません。
鼻に注入すれば、鼻筋が通り、中顔面のバランスが整います。
上手にこめかみに注入すると、リフトアップ効果とお顔の重心を上げることができます。
ヒアルロン酸で行う輪郭形成のメリット
ヒアルロン酸で行う輪郭形成のメリットは、以下の通りです。
- ダウンタイムが短い
- 治療時間が短い
- 切開が不要である
- 仕上がりが気に入らなくてもやり直しができる
- 美容医療を受けたと悟られにくい自然な仕上がりになれる
輪郭形成というと、骨を削るなど大がかりで負担が大きい施術のイメージがある人も少なくありません。
しかしヒアルロン酸での輪郭形成であれば、切開式の方法のデメリットを大部分回避できるため、負担の軽い施術をお求めの方に特におすすめです。
ダウンタイムが短い
輪郭形成時に限らず、ヒアルロン酸注射はダウンタイムが短く済みます。
人によっては、ダウンタイムの症状がほぼ出ないまま終わることもあります。
仮に症状が出たとしても度合いは軽く、2~3日で元に戻るケースが一般的です。
そのため、施術直後からすぐに外出したり、仕事に戻ったりできる点も魅力です。
ただし、内出血は重度の場合、消えるまで2週間程度かかることもあります。
いずれは消えるため、焦らず待ちましょう。
治療時間が短い
ヒアルロン酸注射は、治療時間が短い点も魅力です。
具体的な所用時間は、およそ10~20分程度です。
実際にはカウンセリングが施術前にありますが、カウンセリングを含めても1時間以内に終わるケースがほとんどです。
そのため、仕事や用事の合間に受け、終わったらいつもの生活に素早く戻れます。
多忙で施術のために割ける時間が少ない、という方に、特におすすめです。
切開が不要である
ヒアルロン酸注射は、切開が不要です。
そのため、メスに抵抗が強い人にも施術を受けていただけます。
実際の所、美容医療に興味はあるが顔にメスを入れるのは怖い、避けたいと感じる方は少なくありません。
切開がネックとなり、結局施術に踏み切れず諦めてしまうケースも多いです。
ヒアルロン酸注射であれば、切開に不安を抱く人にも、安心して施術を受けていただけます。
仕上がりが気に入らなくてもやり直しができる
ヒアルロン酸注射は、仮に仕上がりが気に入らなくてもやり直しができます。
ヒアルロン酸は時間経過とともに、少しずつですが吸収され、効果が消えていきます。
そのため、気に入らなければ元に戻るのを待ち、改めて施術のやり直しができるのです。
そのため、失敗したら戻せないという不安を抱いている人にもおすすめです。
美容医療を受けたと悟られにくい自然な仕上がりになれる
ヒアルロン酸注入は、美容医療を受けたと悟られにくい自然な仕上がりを目指せます。
美容医療で美しさを大きく向上させると、一方で美容医療の力を借りたのでは?と疑問に思われる可能性は高まります。
しかしヒアルロン酸注入であれば、容姿の向上は実感できつつ、美容医療と勘付かれるリスクは低いままにできます。
美容医療を周りに悟られたくないという方は、ぜひヒアルロン酸注入をご検討ください。
ヒアルロン酸で行う輪郭形成のデメリット
ヒアルロン酸で行う輪郭形成には、デメリットもあります。
具体的には、以下の通りです。
- 効果に永続性が無い
- 劇的な変化にはやや不向き
- クリニック側に高い技術が要求される
デメリットを知らないまま施術に進んでしまうと、後で想定外のトラブルになり悔やむことになる可能性もあります。
メリットだけに目を向けるのではなく、デメリットも知っておきましょう。
効果に永続性が無い
ヒアルロン酸は効果に永続性がありません。
具体的な効果期間には個人差がありますが、およそ1~2年程度で効果が消えます。
人より多少長持ちする方はいますが、効果が一生続く方は存在しません。
そのため、効果を維持するには定期的な再施術が必要となります。
施術の際は、今後のスケジュールも併せて検討しておきましょう。
劇的な変化にはやや不向き
ヒアルロン酸注入は、劇的な変化を求める人にはやや不向きです。
ヒアルロン酸の効果はどちらかというと穏やかであり、自然な仕上がりになるというメリットがあります。
しかし一方で大きな変化は起こしづらいというデメリットもあり、大きく見た目を変えたいという人にはあまり適していません。
クリニック側に高い技術が要求される
ヒアルロン酸注射は、クリニック側に高い技術が要求されます。
どの部位に打つ場合もそうですが、特に輪郭形成は、少しの流入量の違いが見た目に大きな影響を及ぼすのです。
適量に足りなければ美容改善効果が見られませんし、適量より過剰であれば不自然な見た目になってしまいます。
そのため、クリニックには少なすぎず多すぎない、適量を見極める力が必要です。
ヒアルロン酸で輪郭形成を希望する方はKOBE美容皮膚科 西宮院へ
ヒアルロン酸で輪郭形成を希望する方は、KOBE美容皮膚科西宮院へお越しください。
前述しましたが、ヒアルロン酸注入には高い技術が要求されます。
施術がシンプルであるため、「簡単な施術」「どこで受けても同じ」と考える人もいますが、クリニック選びに失敗してしまうと、かえって審美性の低下を招きます。
クリニック選びに迷われている方は、ぜひ一度ご来院ください。
【まとめ】ヒアルロン酸での輪郭形成にはさまざまなメリットがある
ヒアルロン酸での輪郭形成には、さまざまなメリットがあります。
デメリットもあるのは事実ですが、それを補って余りあるメリットがある、と感じる人は多く、希望者の多いメニューです。
興味を持たれた方は、ぜひ本格的に施術をご検討ください。
その際、クリニック選びを慎重に行う重要性を忘れないようにしましょう。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師