2024.1.31
ピコトーニングとレーザートーニングの違いは何ですか?
照射時間(パルス幅)とメラニン色素を破壊するアプローチが異なります。
ピコトーニングはレーザートーニングに比べてレーザーの照射時間が非常に短く、レーザートーニングがナノ秒単位のパルス幅に対し、ピコトーニングはさらに1/1000短いピコ秒単位です。ピコトーニングの方が瞬間的に強いエネルギーを与えるので効果は高いように思われますが、レーザートーニングは、より長いパルス幅をレーザー照射することで肌の表面から深部まで届くので、肌トラブルに対して幅広く効果を発揮できます。
メラニン色素を破壊する方法は、ピコトーニングが高周波による衝撃に対し、レーザートーニングは熱エネルギーになります。レーザートーニングは、肌の深層部分に作用し、肌内部の構造を改善し、コラーゲンの再生を促します。ピコレーザーの中には均一にレーザー照射できない型(ガウシアン型)がありますので、肝斑など肌の状態によってはレーザーの照射が均一であるレーザートーニングの方が向いている場合もあります。