エラボトックスは半永久的な効果を期待できる?長持ちさせる方法も紹介
エラボトックスは、手軽にエラ張りや食いしばりの改善を期待できることから人気を集めています。
ダウンタイムや施術時間が短いため、気になっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、エラボトックスは、半永久的な効果は期待できません。
効果を維持するには、定期的に再施術を受ける必要があります。
本記事では、エラボトックスの効果や持続期間について解説しています。
エラボトックスの効果を長持ちさせる方法も紹介しているので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
エラボトックスに期待できる効果
エラボトックスとは、噛んだり口を開け閉めする際に使われる咬筋(こうきん)に製剤を注入する施術です。
咬筋の動きが弱まり、小さくなることで下記のような効果を期待できます。
- エラ張りの改善
- 食いしばりや歯ぎしりの改善
それぞれの効果について詳しく解説していきます。
エラ張りの改善
エラボトックスは、名前の通りエラ張りの改善を期待できます。
ボトックスには、筋肉の動きを弱めて小さくする作用があります。
そのため、エラ張りの原因となる「咬筋」にボトックスを注入することで、咬筋が小さくなり、シャープなフェイスラインになり、小顔を手に入れることが可能です。
多くの方が、骨格だと思って諦めかけているホームベース顔も実はエラのボトックスで、改善することができます。
ただし、エラボトックスは、生まれつきの骨格によるエラ張りには効果は期待できません。
骨格によるエラ張りを改善するには、外科的手術が必要になります。
食いしばりや歯ぎしりの改善
ボトックスによって、咬筋の動きが弱まることで、食いしばりや歯ぎしりの改善を期待できます。
食いしばりの癖が付いていると、エラが張りやすいうえに、頭痛や肩こりを引き起こす可能性があります。
さらには、食いしばりや歯軋りを放置しておくと、歯が割れたり欠けたりすることもありますので、エラボトックスは定期的なメンテナンスとして、やられることがおすすめです。
マウスピースによる治療よりも、手軽に受けられるため、悩んでいる方はエラボトックスも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
エラボトックスの効果は半永久的に持続する?
結論からお伝えすると、エラボトックスは半永久的な効果は期待できません。
体内に注入されたボトックスは、時間経過とともに吸収されてしまうためです。
効果の持続期間は、個人差はありますが一般的に3ヶ月〜6ヶ月程度です。
徐々に効果が薄れていき最終的には元の状態に戻ります。
ボトックスの効果が切れることで、施術前以上にエラが大きくなることはありません。
エラボトックスの効果を長持ちさせる方法
エラボトックスは、術後の過ごし方によっては効果が半減してしまう可能性があります。
できるだけ効果を長持ちさせるためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。
- 術後は体温が上がる行動を控える
- 術後は患部を圧迫しない
- 定期的に再施術を受ける
術後は体温が上がる行動を控える
術後は、体温が上がる行動は控えましょう。
ボツリヌストキシンは、熱に晒されるとたんぱく質の活性が低下してしまう恐れがあります。
そのため、術後3日目まではサウナや岩盤浴、長風呂などは控えるのがベストです。
また体温が上がることで、血液の巡りがよくなります。
血行がよくなると腫れや赤み、内出血などのダウンタイムが長引く可能性もあるため、術後3日間は安静に過ごしましょう。
術後は患部を圧迫しない
エラボトックス後は、患部を圧迫しないことも大切です。
患部を圧迫してしまうと、周囲に製剤が流れてしまい、予定していない部分にもボトックスの効果が作用してしまいます。
笑いづらくなったり、表情が不自然になったりする可能性もあります。
定期的に再施術を受ける
術後の過ごし方に気をつけていても、最終的に効果は失われてしまいます。
そのため、エラボトックスの効果を維持したい方は、定期的に再施術を受けましょう。
再施術を受ける際は、効果が薄れてきたと感じるタイミングがおすすめです。
ただし、頻繁に注入しすぎると表情が不自然になる可能性もあるため、注意してください。
エラボトックスのメリット
エラボトックスのメリットは、下記があげられます。
- 手軽にエラ張りの改善を目指せる
- 施術時間やダウンタイムが短い
- 万が一失敗しても時間経過とともに元に戻る
手軽にエラ張りを改善できるのは、エラボトックスの大きなメリットです。
骨格によるエラ張りは改善できませんが、メスを使わずにフェイスラインをシャープに整えられるのは大きな魅力です。
加えてダウンタイムが短いうえに、症状も軽微なため、周囲に施術を知られたくない方でも受けやすい傾向があります。
ダウンタイムのために休暇を取る必要がないため、忙しい方にもおすすめです。
なおエラボトックスは、万が一周囲の筋肉に作用してしまっても、時間経過とともに元に戻ります。
大掛かりな手術の必要がないため、美容医療初心者の方でも受けやすいでしょう。
エラボトックスのデメリット
一方でエラボトックスには、下記のようなデメリットも伴います。
- 半永久的な効果は期待できない
- 施術を受けられない人がいる
ボトックスは、半永久的な効果は期待できません。
そのため、仕上がりを維持したい場合は定期的に施術を受けるのも手段のひとつです。
また妊娠・授乳中の方やお持ちの疾患によっては、エラボトックスを受けられません。
詳しくは、カウンセリングやクリニックの問い合わせフォームからご相談ください。
効果の高いエラボトックスを受けたい方はKOBE美容皮膚科 西宮院へ
効果の高いエラボトックスを受けたい方は、KOBE美容皮膚科 西宮院へお越しください。
当クリニックには、豊富なエラボトックスの実績を持った医師が在籍しています。
1人ひとりの悩みや希望にあったプランを提案いたします。
複数の製剤を扱っているため、費用を抑えて施術を受けたいといった方も遠慮なくご相談いただけますと幸いです。
当クリニックのエラボトックスに興味がある方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。
医師が直接エラボトックスについてお伝えいたします。
エラボトックスは半永久的な効果は期待できない
エラボトックスは、半永久的な効果は期待できません。
個人差はありますが、一般的に3ヶ月〜6ヶ月程度で徐々に効果が失われます。
効果を維持したい方は、定期的に施術を受ける必要があります。
また定期的にエラボトックスを受けようと考えている方は、医師とよく相談し、再施術のスパンを決めましょう。
あまりにも頻繁に注入してしまうと、表情が不自然になる可能性もあるため、注意してください。
エラボトックスを受けて、理想のフェイスラインを手に入れましょう!
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師