そばかすができやすい人はどんな人?そばかすの改善方法も併せて紹介
「そばかすってもしかして、できやすい人とそうでない人がいるんじゃ?」と感じたことはないでしょうか。
その推測は正しいです。
そばかすは同じような生活をしていても、できる人とできない人がいます。
本記事では、そばかすができやすい人の特徴や改善方法について解説します。
参考にして、そばかすに対する理解を深めてください。
そばかすとは?
そばかすとは、両目の下から鼻の辺りにかけて発生するシミの一種です。
小さい色素沈着が点状に散らばるように発生します。
見た目が雀の卵の柄に似ているため、雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれます。
そばかすがあるからといって、健康上の支障はありません。
そのため、そばかすがあっても気にしていない、という人もいます。
そばかすと普通のシミの違いは
そばかすと普通のシミは、以下の点で異なります。
- 発生原因
- 出る場所
- 見た目
そばかすの発生原因は遺伝の部分が大きいですが、一般的なシミは日常生活の影響が大きいです。
また、出る範囲が限定されるそばかすと異なり、シミはさまざまな部分に発生します。
また、そばかすは大きさが一定ですが、シミは大小さまざまです。
そばかすができやすい人の特徴
自分は実際にそばかすができやすいのか?と疑問が生じた場合は、以下の特徴に当てはまるかどうか考えてみてください。
- 色白
- 髪の色が明るい
- 家族にそばかす体質の人が居る
- 紫外線の刺激を受けやすい
- フェオメラニンを多く保有している
生まれつきで上記の条件に当てはまる人は、遺伝的にそばかすが出やすい人に該当する可能性があります。
色白
生まれつき色白の人は、そばかす体質である可能性があります。
そばかす体質の人は、「ユーメラニン」と「フェオメラニン」という2つのメラニン色素のうち、フェオメラニンを多く有しています。
フェオメラニンを多く有している人は、肌が色白寄りになる傾向があります。
そのため、色白→フェオメラニンを多く有している可能性が高い→そばかす体質である可能性が高いという結論が出るのです。
髪の色が明るい
髪の色が生まれつき明るい人も、そばかす体質である可能性があります。
そばかす体質の人はフェオメラニンというメラニンを多く有していると前述しましたが、フェオメラニンが多い人は肌が白いだけでなく、髪の色も明るめになる傾向があるのです。
特に髪の色が先天的に金髪に近い色の人は、そばかす体質かもしれないと思っておいても良いでしょう。
家族にそばかす体質の人が居る
家族にそばかす体質の人が居る場合は、自分もそばかす体質かもしれないと考えても良いでしょう。
そばかす体質かどうかは、生活習慣以上に、遺伝による要素が大きいです。
そのため両親や祖父母など、血縁関係のある家族にそばかす体質の人が居る場合、そばかす体質を受け継いでいる可能性は高いです。
ただし、100%遺伝するというわけではないため、家族にそばかす体質の人が居てもそばかすが出ないケースもあります。
紫外線の刺激を受けやすい
紫外線の刺激を頻繁に受けている人も、そばかすができやすいです。
そばかすは遺伝の要素が大きいですが、紫外線など外部からの刺激の影響も無いわけではありません。
そのため、そばかすを予防したいのであれば、日頃から紫外線のケアを怠らないようにしましょう。
フェオメラニンを多く保有している
フェオメラニンを多く保有している人は、そばかすが出やすいです。
たとえ前述した肌色や髪色の特徴に当てはまらなくても、フェオメラニンが多ければそばかすは出やすくなります。
一般的に白人はフェオメラニンを多く含む傾向があるため、そばかすが出やすいと言われています。
一方で黒人はユーメラニンを多く持つ傾向があるため、そばかすが出にくい傾向にあると言えます。
日本人は黄色人種であるため、「どちらかというと出にくい人が多い」というのが実際の所です。
まったく出ないわけではなく、日本人でそばかす体質の人も少なくありません。
【参考】そばかすは悪いもの?
そばかすは、必ずしも魅力を損なう悪いものというわけではありません。
日本ではどちらかというと、シミのない白い肌が美肌であり、良いものとされています。
しかし、欧米でそばかすはチャームポイントのひとつと捉えられています。
わざとそばかすを増やそうとしたり、そばかすが出ないからとそばかすがあるように見えるメイクなどを行ったりする人も居ます。
そのため、改善しなくても良いというのもひとつの見方です。
そばかすを改善する方法
そばかすを改善する方法は、大きく分けて以下の2つです。
- 美容医療の利用
- セルフケアでの悪化予防
そばかすを改善したい場合は、どちらかを選ぶというよりも、どちらもバランスよく行った方が良いでしょう。
一度出てしまったそばかすは、美容医療で改善するのがおすすめです。
残念ですが、セルフケアでは改善の保証はありません。
一方で、そばかすを悪化させないためには日頃のケアも大切になります。
美容医療の利用
そばかすは美容医療で改善することができます。
当クリニックでは、以下の施術でそばかすに対応しています。
- レーザー
- フォトフェイシャル
- ピーリング
- シミ取りスポット照射(シミ取りピンポイント照射)
基本的には、各種レーザーによる治療となります。
ピーリングのみ薬剤治療です。
具体的にどの施術で改善させるかは、施術を受ける人の状態や体質を診断した上で判断します。
いずれの施術も体への負担が少なく、顔に傷もつきません。
メスが怖いという人も、安心して施術をお受けください。
セルフケアでの悪化予防
そばかすをセルフケアで悪化防止・予防するには、以下のポイントが重要です。
- 糖質を控える
- 紫外線に当たり過ぎない
- 肌のターンオーバーに気を使う
- 十分な睡眠を取る
ただし繰り返しになりますが、そばかすの発生は体質によるところが大きいため、上記のポイントを守ったとしても、100%そばかすの発生を防げるわけではありません。
神戸でそばかす改善を行う場合はKOBE美容皮膚科 西宮院へ
神戸でそばかす改善を行う場合はKOBE美容皮膚科 西宮院へお越しください。
当クリニックでは、そばかすに対応可能な各種施術を受け付けています。
また、ひとりひとりの状態を見極めて施術に移るため、その人にとって最適な改善プランを提示できます。
クリニック選びに迷われた際は、ぜひご利用ください。
【まとめ】そばかすはできやすい人とそうでない人が居る
そばかすはできやすい人とそうでない人がいます。
そのため、一概に「○○していればそばかすはできない」などと言い切れるものではなく、注意していてもそばかすが発生してしまうということはあり得ます。
しかし気になる場合は、美容医療で改善可能です。
深刻な悩みになる前に、ぜひ美容医療をご利用ください。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師