ヒアルロン酸注入とは?失敗を防ぐためのポイントや注意点を紹介
ヒアルロン酸注射は、「鼻筋を整えたい」「唇にボリュームを出したい」「シワを目立たなくしたい」など、さまざまな部分の悩み改善に向いています。
一方で、効果が実感できない・不自然な仕上がりになるなどと耳にして、治療を控えている人も少なくないでしょう。
本記事は、ヒアルロン酸注入の特徴を解説しながら、失敗例や失敗を防ぐポイントも紹介します。
悩みをヒアルロン酸注射で改善したい人はぜひ参考にしてください。
ヒアルロン酸注入とは
ヒアルロン酸注入とは、顔や胸などのさまざまな部位にボリュームをもたせて、形状を整えたりシワやたるみの改善を目指したりする治療法です。
ヒアルロン酸注射の特徴を3つの視点から具体的に解説していきます。
ボリュームをもたせて悩み改善を目指す施術
ヒアルロン酸注入は、ボリュームを持たせて悩みの改善を目指す施術です。
たとえば、高い鼻に憧れている人は鼻筋にヒアルロン酸を注入して鼻を高く見せることが可能です。
また、唇をぷっくりさせたり、唇の輪郭を強調したりするのにも役立ちます。
ヒアルロン酸注射は、患者様の悩みに応じてカスタマイズできる点も魅力の1つです。
治療時間やダウンタイムが短い
ヒアルロン酸注入は美容医療のなかでも手軽に受けられる治療であり、治療時間そのものは10分程度です。
カウンセリングを含めると1時間程度で終了するため、日常生活への影響や体への負担が少ない点がメリットの1つです。
万が一気に入らなければやり直せる
ヒアルロン酸注射の持続効果は注入部位によっても異なりますが、半年から2年程度です。
時間の経過とともに徐々に効果が薄れていき、やがて元の状態に戻ります。
そのため、万が一仕上がりが不満であったり自然な見た目が実現できなかったりした場合は、やり直しが可能です。
効果の消失を待たずに早急に戻したい場合は、ヒアルロン酸溶解剤を注入することで、製剤を溶かすことができます。
ただし、注入量や製剤の種類によっては、完全に元の状態に戻すことは困難であることを理解しておきましょう。
ヒアルロン酸注入の失敗例
ヒアルロン酸注入は、美容医療の一種として定評のある治療法ですが、稀に失敗することも。その中でもよく見られる失敗例は以下の3つです。
- 効果を実感できない
- 不自然な仕上がりになる
- チンダル現象が起きてしまう
具体的に解説していきます。
効果を実感できない
ヒアルロン酸注射は、注入部位・注入量・製剤の種類によって悩みの改善を目指す治療法です。
そのため、注入量が少なかったり適切な注入場所を把握できなかったりすると、十分な効果が得られません。
しっかりと効果を実感するためには、ヒアルロン酸注射に精通した医師のもとで治療を受ける必要があります。
不自然な仕上がりになる
ヒアルロン酸注入の失敗例としてよく見られるのは、不自然な仕上がりです。
たとえば、唇のボリュームアップが過剰であったり、顔のバランスが崩れたりすることがあります。
治療前に医師と十分なカウンセリングを行ったうえで、あくまでも自然な仕上がりを目指すことが大切です。
また、目・鼻・唇などのパーツだけでなく、顔全体のバランスを見ながら調整することで失敗を防げるでしょう。
チンダル現象が起きてしまう
肌の浅い層にヒアルロン酸を注入すると、肌が青白く透けて見える「チンダル現象」が起こる場合があります。
万が一、チンダル現象が目立つ際は、ヒアルロン酸溶解注射を注入することでヒアルロン酸注を溶かすことができます。
また、もともと肌が白く皮膚が薄い人や多めにヒアルロン酸を注入したことがある人は、チンダル現象を避けられません。
ヒアルロン酸注入による失敗を防ぐためのポイント
ヒアルロン酸注入による失敗を防ぐためには、ここで紹介する2つのポイントを押さえたうえで治療を検討してください。
十分なカウンセリングを受ける
失敗を防ぐためには、ヒアルロン酸注入を行う前に十分なカウンセリングを受けることが大切です。
カウンセリングが不十分だと、失敗を招く恐れがあります。
まずは患者様の悩みや理想の仕上がりイメージを具体的に伝えてください。
そのうえで最適な治療プランをご提案します。
また、理想像を口頭で説明するのが難しい人は、画像を複数枚用意するのもおすすめです。
スキルの高い医師のもとで治療を受ける
ヒアルロン酸注入は、医師のスキルによって仕上がりに差が生じる治療法です。
そのため、スキルの高い医師によって適切なヒアルロン酸注入が行われれば、自然な仕上がりを目指すことができるでしょう。
クリニックの公式ホームページや口コミを参考にして、慎重にクリニックを選びましょう。
ヒアルロン酸注入の注意点
ヒアルロン酸注射は手軽さが魅力の治療法ですが、副作用が全くないわけではありません。
以下のような副作用が起こる可能性があるため注意が必要です。
- 内出血や腫れ
- アレルギー反応
- 感染症
- 血流障害
ヒアルロン酸は自然な成分であるにもかかわらず、稀にアレルギー反応が起こることがあります。
過去にアレルギー反応があった場合は、必ず医師に申告してください。
また、稀に内出血や腫れが生じますが、数日から2週間程度で落ち着くため安静に過ごしてください。
上記の副作用やリスクを軽減させるためにも、ヒアルロン酸注射に熟知した医師のもとで治療を受けましょう。
ヒアルロン酸注入はKOBE美容皮膚科 西宮院にお任せください
KOBE美容皮膚科 西宮院には、ヒアルロン酸注射の経験豊富な医師が在籍しており、患者様に寄り添った対応を心がけています。
悩みや具体的な仕上がりイメージをしっかり共有することで、失敗を防ぎながら満足度の高い治療を目指すことが可能です。
安全かつ効果的な治療を受けたい人は、ぜひKOBE美容皮膚科 西宮院にご相談ください。
【まとめ】ヒアルロン酸注入に熟練した医師を見つけよう
ヒアルロン酸注入は効果的な美容医療の一つですが、失敗やリスクを避けるために注意が必要です。
まずはヒアルロン酸注射の特徴や失敗例を理解したうえで、ヒアルロン酸注入に熟練した医師を見つけてください。
満足度の高い治療を受けるために、本記事を参考にヒアルロン酸注入を検討してみてはいかがでしょうか。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師