ボトックスの施術頻度はどれくらい?効果を長持ちさせる方法も解説
ボトックスは手軽に受けられ、効果も見込めることで人気の高いメニューです。
しかし一方で、永続性が無いという性質を持ち、効果を維持するためには定期的な再施術が必要です。
本記事では、ボトックスの頻度について解説します。
参考にして、スケジュールを立てる助けにしてください。
ボトックスとは?
ボトックスとは、ボトックスという製剤を注射で注入し、美容効果や生活改善効果を期待する施術です。
メスを一切使用せず、注射のみで施術が完結するため、体への負担が軽く人気の高いメニューです。
ボトックスには注入部位の筋肉の動きを抑える作用があり、どこに打つかによって、最終的に期待できる効果が変化します。
ボトックスに期待できる効果
ボトックスに期待できる効果は、以下の通りです。
額・あご:シワの改善
顔の下と首:フェイスリフトアップ
口元:人中短縮・口角アップ・ガミースマイルの改善
エラ:エラ張りの改善・歯ぎしり、食いしばりの改善
肩:肩こり、肩こりによる頭痛などの改善・首回りの部分痩せ
ふくらはぎ・二の腕:患部の部分痩せ
手・頭皮・脇:多汗症の改善
上記のように、ボトックスはさまざまなトラブルに対して改善が期待できます。
いずれも施術の手順は同じであり、注射のみで完結する点も共通であるため、ぜひ施術をご検討ください。
ボトックスの頻度
ボトックスの頻度について、覚えておくべきポイントは以下の通りです。
- 理想の頻度は3~6ヶ月おき
- 6ヶ月を過ぎると効果が完全に消える可能性がある
- 3ヶ月以下の頻度はトラブルに繋がる
クリニック側からも説明がありますが、説明されてもあやふやになりがちなポイントでもあります。
事前に知識を得ておくことで、より説明がスムーズに聞け、頭に残りやすくなります。
理想の頻度は3~6ヶ月おき
ボトックスにおける理想の施術頻度は、3~6ヶ月おきです。
一般的には3~6ヶ月の間に「そろそろ効果が消えてきたな」と感じられるタイミングがやってくるため、そこからスケジュールを調整し、再施術を受けるという流れでクリニックに訪れる人が多いです。
3ヶ月以上空けていれば、「〇日おきに施術が必要」というようなきっちり決まったルールはありません。
6ヶ月を過ぎると効果が完全に消える可能性がある
ボトックスは、施術後6ヶ月を過ぎると、完全に効果が消えてしまう可能性があります。
ボトックスの効果持続期間は個人差がありますが、6ヶ月はほぼ最長と言える期間です。
そのため、効果が出ている状態を維持したいのであれば、6ヶ月以内の再施術をおすすめします。
持続期間を伸ばすポイントは後述しますが、それらのポイントもあくまで期間を伸ばすだけであり、永続性がないことは覚えておきましょう。
3ヶ月以下の頻度はトラブルに繋がる
ボトックスは、3ヶ月以下の頻度で受けてしまうとトラブルに繋がります。
元々ボトックスは、筋肉の動きを抑える作用があります。
頻回で施術を受けるとこの作用が強く出過ぎてしまい、患部が思うように動かないなど、美しさと関係なく生活に支障が出てしまう可能性があるのです。
ボトックスの場合、強い効果が欲しいからと言って、施術回数を増やしても解決にはなりません。
効果が物足りないと感じたら、別メニューを検討しましょう。
ボトックスの効果期間を長持ちさせる方法
ボトックスの効果期間を長持ちさせる方法は、以下の通りです。
- 2週間程度はサウナなど体温が上がる行為を止める
- ダウンタイムは身体を休める
- 患部を刺激しない
- 自分に合った製剤を選ぶ
ただし、繰り返しになりますが、上記のポイントはあくまで長持ちさせる方法です。
期間が伸びるだけであり、一生続くようになるわけではありません。
再施術がなくなるのではなく、再施術のスパンが長くなる方法、と捉えましょう。
2週間程度はサウナなど体温が上がる行為を止める
2週間程度はサウナなど体温が上がる行為を止めましょう。
ボトックスは熱に弱いため、体温の上昇を促進する行為は、効果持続期間の短縮に繋がってしまいます。
サウナだけでなく、温泉や激しい運動、飲酒なども同様に避けておくのがおすすめです。
ダウンタイムは身体を休める
ダウンタイム中は、身体を休めましょう。
ボトックスはダウンタイムが比較的軽いメニューであり、ほぼ無いようなケースもあり得ますが、だからといっておろそかにしてはいけません。
クリニックの指示を無視したり、刺激を与えたりすると、患部の状態が悪化してトラブルに結びつく可能性があります。
患部を刺激しない
施術後は、患部を刺激しないようにしましょう。
特にダウンタイム中は注意してください。
ボトックスに限らず、施術を行うと患部の変化が気になるのは自然なことです。
しかしだからといって、触ったり揉んだりなどの刺激を加えると、傷から雑菌が入ったり内出血が悪化したりなどのトラブルに結びつきます。
自分に合った製剤を選ぶ
自分に合った製剤を選ぶのも、重要なポイントです。
ボトックスとひとくちに言いますが、実際の所ボトックスは製剤であり、メーカーによって多少成分が異なります。
その中でも自分にあったものを利用することで、効果を長持ちさせられます。
ただし、クリニックごとにすべてのメーカーのボトックスが用意されているわけではないため、製剤にこだわる場合は事前に準備があるかどうか確認しましょう。
ボトックスをご希望の方はKOBE美容皮膚科 西宮院へどうぞ
ボトックスをご希望の方は、KOBE美容皮膚科西宮院へどうぞお越しください。
当クリニックではボトックスについて数々の症例経験があり、精通した医師が施術を担当します。
また、カウンセリングや施術後のアフターフォローにも力を入れており、再施術の頻度など、受けた後のこともじっくり相談していただけます。
【まとめ】ボトックスの頻度は3~6ヶ月ごとがおすすめ
ボトックスの頻度は、3~6ヶ月ごとがおすすめです。
6ヶ月以上になると効果が消えてしまうため、遅くとも6ヶ月以内には受けるのがおすすめです。
また、3ヶ月は必ず空けるようにしましょう。
3ヶ月空けなければ打つ頻度が高すぎてしまい、トラブルになってしまう可能性があります。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師