ボトックス注射の注意事項とは?クリニック選びのポイントも解説
ボトックス注射は、表情シワやエラ張りの改善など様々な効果を期待できる施術です。
手軽に受けられることから人気を集めていますが、ボトックス注射にはいくつかの注意事項があります。
本記事では、ボトックス注射による注意事項について詳しく解説していきます。
ボトックス注射を成功させるポイントも紹介しているので、興味がある方はぜひ参考にしてください。
ボトックス注射とは?
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌が作り出す「ボツリヌストキシン」という成分を使用した施術です。
ボツリヌストキシンには、筋肉の動きを弱める作用があるため、表情シワや咬筋の発達によるエラ張りの改善を期待できます。
- 施術方法
- 副作用やリスク
ここからは、ボトックス注射について上記の2項目に分けて詳しく解説していきます。
施術方法
ボトックス注射は、注射器を用いて気になる部位に製剤を注入します。
基本的には、細い針を使用するため、痛みが少ない傾向があります。
またボトックスには、様々な種類がありますが、なかでもアメリカのボトックス社が製造している製剤が主流です。
アラガン社のボトックスは、厚生労働省から認可されているうえに、国内外問わず、多くのクリニックで使用されており、多くの実績を持っています。
ほかにも韓国製やドイツ製などの製剤もあります。
リーズナブルな製剤もあるため、予算に合った製剤を見つけましょう。
副作用やリスク
ボトックス注射による副作用やリスクは、下記があげられます。
- 痛み
- 腫れ
- 内出血
- アレルギー反応
ボトックス注射は、針を用いて患部に注入するため、チクッとした痛みが伴います。
耐えられないほどの痛みではありませんが、不安な方は麻酔を利用するのがおすすめです。
また術後は、痛みや腫れなどが生じますが、一時的な症状です。
術後の症状のなかでも、内出血は長引きやすい傾向がありますが、長くても2週間程度で治まります。
範囲も狭いため、ファンデーションやコンシーラーで隠せる程度の症状です。
ボトックス注射の注意事項
ボトックス注射を受ける際に知っておきたい注意事項は、下記があげられます。
- 持病などによっては受けられない人がいる
- 術後は血行が促進される行動は控える
- 患部にはできるだけ触らない
- 施術直後は横にならない
それぞれについて詳しく解説していきます。
持病などによっては受けられない人がいる
ボトックス注射は、下記に当てはまる人は、受けられません。
- 妊娠中や授乳中の人
- ボトックスアレルギーの人
- 全身性の神経筋接合部の疾患を持っている人
- 高齢者
ほかにも持病や薬を服用中の方は、カウンセリングの際に医師に伝えておきましょう。
またボトックス注射を受けてから3ヶ月間は、避妊を行う必要があります。
術後は血行が促進される行動は控える
術後は、飲酒やサウナ、激しい運動など血行が促進される行動は控えましょう。
血流がよくなると、腫れや内出血などが悪化しやすくなります。
さらにボトックスの作用を妨げる可能性もあるため、術後は極力安静に過ごしましょう。
患部にはできるだけ触らない
術後は、患部が気になり、触りたくなってしまいますが、傷跡から細菌が入るのを防ぐためにできるだけ触らないでください。
さらに患部を強く揉んだり、擦ったりすると薬剤の効果範囲が広がってしまいます。
そのため、術後1週間は、マッサージなども控えるよう心がけましょう。
施術直後は横にならない
施術を受けてから最低4時間は、横になるのを控えましょう。
横になることで、薬剤の効果範囲が広がる可能性があるためです。
また突っ伏したり、うつ伏せになったりすることで無意識に患部が圧迫されるケースもあるため、施術当日は椅子に座るなどして過ごしましょう。
ボトックス注射を成功させるためのクリニック選び
ボトックス注射は、多くのクリニックで受けられますが、失敗を防ぐためにはクリニック選びが大切です。
クリニック選びを行う際は、下記のポイントを考慮しましょう。
- 実績や症例が豊富なクリニックを選ぶ
- 丁寧にカウンセリングを行ってくれるクリニックを選ぶ
- プランに麻酔やアフターケアなどが含まれているかを確認する
それぞれのポイントについて紹介します。
実績や症例が豊富なクリニックを選ぶ
クリニックを選ぶ際は、実績や症例が豊富なクリニックを選びましょう。
実績などが豊富なクリニックは、多くの症例経験があり、患者の満足度が高い傾向があります。
症例経験から適切な部位や注入量を見極める力があるため、高い効果を期待できるでしょう。
丁寧にカウンセリングを行ってくれるクリニックを選ぶ
カウンセリングを丁寧に行ってくれるかも確認したいポイントです。
カウンセリングできちんと悩みや理想の仕上がりを共有できていないと、希望通りの仕上がりを得られない可能性があります。
カウンセリングを受けたからといって、必ず契約しなくてはならないわけではありません。
そのため、不信感を抱いた場合は、無理に契約せず、慎重に判断しましょう。
プランに麻酔やアフターケアなどが含まれているかを確認する
痛みが不安な方は、プランに麻酔代が含まれているかを確認しましょう。
クリニックによって、麻酔代が含まれているケースとないところがあります。
ほかにもクリニックによっては、アフターケアが付いているケースもあるため、どこまでがプランに含まれているかを確認しておくと安心です。
ボトックス注射を検討している方はKOBE美容皮膚科 西宮院へ
ボトックス注射を検討している方は、KOBE美容皮膚科 西宮院へお越しください。
当クリニックには、ボトックス注射の症例経験を豊富に持った医師が在籍しています。
1人ひとりの悩みや希望をじっくりとヒアリングをし、施術を行います。
美容医療初心者の方でも安心して施術を受けられるような環境を整えているので、リラックスしてご来院ください。
また当クリニックは、阪急苦楽園口駅より徒歩6分、阪急夙川駅より徒歩9分でアクセスできます。
駐車場も完備しているので、仕事帰りやお休みの日でも通いやすくなっています。
当クリニックに興味がある方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。
ボトックス注射を受ける際は注意事項を確認しておこう
ボトックス注射を受ける際は、注意事項を確認しておきましょう。
特に術後は、血行が促進される行動を控え、マッサージは行わないなどを守ることで、ダウンタイムの軽減につながります。
ほかにもボトックスの効果を半減させてしまうケースがあるため、カウンセリングの際にも注意事項は詳しく聞いておくと安心です。
またボトックス注射を受ける際は、スキルの高い医師のもとで受けることが大切です。
失敗リスクを防ぐためにも、信頼できるクリニックを見つけましょう。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師