ヒアルロン酸注射の再注入はいつから可能?期間の目安や注意点を紹介
ヒアルロン酸注射は、悩みが気になる部分にボリュームを持たせることで、悩みの改善が期待できる治療法です。
ピンポイントで製剤を注入できる点や、注入後から効果を実感できるなどのメリットから、定期的にヒアルロン酸を注入したいと考えている人も多いでしょう。
本記事では、ヒアルロン酸の再注入時期の目安について解説します。
また、いくつかの注意点も解説していくので、ヒアルロン酸注射を定期的に受けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ヒアルロン酸注射とは
ヒアルロン酸注射は美容医療のなかでも定番のメニューです。
シワやたるみにボリュームを与えることで改善が期待できる治療法です。
ヒアルロン酸注入は、悩みの部位にピンポイントで注入できるため、効果を実感しやすいのも魅力の1つとして挙げられます。
また10分から20分程度で完了し、ダウンタイムも短いため、周囲の人に気付かれずに悩みを解消したい人にも向いている治療法です
ボリュームを持たせる治療法
ヒアルロン酸はもともと人間の体内に存在する物質であり、水分を保持する力が優れています。
ヒアルロン酸を注入することで、シワを目立たなくしたり凹みを埋めたりして、特定の部分にボリュームを持たせることが可能です。
一例ですが、鼻に高さが欲しい方や唇にボリュームを持たせたい方にも向いている治療法です。
持続期間は限定的
ヒアルロン酸の効果は個人の体質や、ヒアルロン酸の種類によって異なりますが、半年から2年程度です。
ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に分解・吸収されていきます。
そのため、注入後の効果を維持したい方は定期的な治療がおすすめです。
また、ひとくちでヒアルロン酸注射といっても複数の製剤が存在し、製剤によって向いている悩みや持続期間も異なります。
カウンセリングの際に自分の希望を十分に伝えたうえで、医師と相談しながら最適な製剤を選択できると良いでしょう。
麻酔で痛みを緩和できる
ヒアルロン酸注入は、注射する際にチクッとした痛みを感じます。
我慢できないほどの痛みではありませんが、痛みや不安を最小限に抑えるためにも麻酔を使用するのも1つの手段です。
美容クリニックによって麻酔の有無や料金が異なるため、痛みが苦手な方はカウンセリングの際に必ず確認しましょう。
ヒアルロン酸注射の再注入の目安
ヒアルロン酸注射の効果は注入部位や個人差によって異なりますが、半年から2年程度です。
効果は徐々に薄れていき、やがて元の状態に戻ります。
注入後改善できていたシワが再び気になったり、ボリュームがなくなったと感じたりしたときが、再治療を検討する目安です。
スキンケアやメイクの際に鏡で見たり触ったりして、効果の消失を実感する人が多いでしょう。
再注入を希望する方は、ヒアルロン酸を注入したクリニックに相談して治療のスケジュールを立てましょう。
ヒアルロン酸注射の注意点
ヒアルロン酸注射には、以下のような注意点があります。
- 医師の技術によっては不自然な仕上がりになる可能性がある
- 信頼のおける医師のもとで治療を受ける
- 医師の技術によっては血管閉塞などリスクが伴う
前回と別の美容クリニックで治療を受けようか迷っている方もいるでしょう。
ヒアルロン酸注射の注意点を十分に理解したうえで、再注入を検討してみてはいかがでしょうか。
医師の技術によっては不自然な仕上がりになる可能性がある
ヒアルロン酸注射は、医師のデザインによっては不自然な仕上がりに繋がる可能性があります。
そのため、医師選びには慎重な判断が必要です。
決して自分で見極めずに、医師のカウンセリングを受けてから再注入を行いましょう。
また、前回と別のクリニックで再注入する方は、注入時期や製剤名などの詳細を医師に申告してください。
信頼のおける医師のもとで治療を受ける
再注入の際は、製剤の残量をチェックしつつ最適な量を注入するため、医師の的確な判断が欠かせません。
そのため信頼のおける医師のもとで、適切な治療を受けることが大切です。
前回と別のクリニックで再注入する方は、公式ホームページで症例実績を確認しつつ、十分にカウンセリングを受けましょう。
医師の技術によっては血管閉塞などリスクが伴う
ヒアルロン酸注射は気軽に受けられる一方で、副作用もゼロではない治療ではあります。
顔には細い血管が集中しているため、万が一誤った場所に注入してしまうと、血管閉塞など合併症を引き起こす可能性も考えられます。
トラブルを防ぐためにも、適切な注入量や注入部位を見極められる医師のもとで治療を受けることが大切です。
万が一仕上がりが気に入らなかった際の対処法
「イメージしていた仕上がりと違う」「ボリュームがありすぎ」など、仕上がりが気に入らなかった際は、以下のような方法で対処することができます。
ボリュームを無くしたいからといって、自己判断で色々とすることは避けてください。
肌に負担がかかり、他の症状を引き起こす可能性があります。
ヒアルロン酸溶解剤で製剤を除去する
万が一仕上がりが気に入らなかった際は、ヒアルロン酸溶解剤を使用して製剤を除去する方法があります。
医師が的確な診断を行ったうえでボリュームを調整し、自然な仕上がりを目指します。
ただし、取り扱いはクリニックの方針によって異なるため、再注入前に医師に確認しておくと良いでしょう。
体内に吸収されるのを待つ
ヒアルロン酸注射の効果は半年から2年程度です。
そのため、仕上がりが気に入らなかった場合は、焦らずに体内に吸収されるのを待つのも1つの手段です。
経過を観察しながら、希望の状態に戻るのを待ちましょう。
ただし、明らかに必要のない部位にボリュームがある場合は、速やかに医師に相談してください。
ヒアルロン酸の再注入はKOBE美容皮膚科 西宮院がおすすめ
KOBE美容皮膚科 西宮院では、患者様一人ひとりとのコミュニケーションをとりながら、丁寧に治療することを心掛けています。
ヒアルロン酸を再注入したい方や他の悩みを抱えている方など、患者様のさまざまな悩みに寄り添い最適な治療法をご提案することが可能です。
また、当クリニックは年間10,000件以上の美容医療施術をこなし、シワやたるみ改善などの美容皮膚治療を得意としております。
まずは些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
【まとめ】効果が薄れてきたと感じたら再注入を検討しよう
ヒアルロン酸注射の効果は半年から2年程度です。
シワやたるみへの効果が薄れてきたと感じたら再注入を検討しましょう。
またヒアルロン酸注射は、再注入の際も初回同様にさまざまなリスクがあるため「こんなはずではなかった」とならないために、注意が必要です。
自分の仕上がりイメージに近づくためにも、本記事を参考にヒアルロン酸注射の再注入を検討してみてはいかがでしょうか。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師