ボトックス注入のおすすめ部位は?クリニックの選び方も徹底解説
ボトックス注入は、エラ張りや表情シワの改善など様々な効果を期待できます。
細い針を用いて患部に注入するため、メスを使わずに手軽に受けられるのが特徴です。
本記事では、ボトックス注射のおすすめな部位を紹介します。
筋肉の動きを緩める作用によって、様々な部位の悩みを改善できます。
ボトックス注入に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
ボトックス注射とは?
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンという成分を使用したメニューです。
ボツリヌストキシンには、緊張した状態の筋肉をゆるめる作用を期待できます。
- 施術方法
- 効果の持続期間
- 副作用やリスク
ここからは、ボトックス注射について上記の3項目に分けて、詳しく解説していきます。
施術方法
ボトックス注射とは、細い針を用いて患部に製剤を注入していきます。
針を使用するため、チクッとした痛みが伴いますが、耐えられないほどの痛みではありません。
痛みが不安な場合は、多くクリニックで麻酔を利用できるため、気になる方はカウンセリングの際に相談しておきましょう。
効果の持続期間
ボトックス注入は、術後3日目辺りから徐々に効果が発現しはじめます。
ヒアルロン酸注入のように即効性は期待できないため、焦らずに様子をみてください。
術後1週間〜2週間程度で完成形に仕上がります。
またボトックス注入は、半永久的な効果は期待できません。
部位や体質によって左右されますが、一般的に3ヶ月〜6ヶ月程度です。
そのため、ボトックス注入の効果を維持したい方は、効果が薄れてきたと感じるタイミングで再施術を受ける必要があります。
副作用やリスク
切開を伴わない施術のため、比較的副作用やリスクが少ない傾向があります。
ボトックス注入は、下記のような副作用やリスクが伴います。
- 注入時の痛み
- 腫れや赤み
- 内出血
- アレルギー反応
先ほども紹介したとおり、製剤を注入する際にチクッとした痛みが伴います。
ただし、細い針を使用するため、過度に心配する必要はありません。
また術後は、針による影響で腫れや痛み、内出血が伴います。
あくまでも一時的な症状であり、腫れや赤みは術後3日程度で落ち着きます。
内出血は、長くても2週間程度で治まることがほとんどです。
内出血や赤みが気になる場合は、コンシーラーやファンデーションで隠すことをおすすめします。
なお稀にアレルギー反応を起こす可能性があります。
腫れや赤み、痒みなどが続く場合は、クリニックに相談しましょう。
ボトックス注射のおすすめ部位
ボトックス注射は、様々な部位に施術を行えます。
また顔だけでなく、身体への施術も可能です。
ボトックス注射のおすすめな部位は、下記があげられます。
- エラ
- 眉間
- 額
- 目尻
- 脇
- ふくらはぎ
それぞれに期待できる効果について詳しく解説していきます。
エラ
ボトックス注射は、エラ張りの改善を期待できます。
エラには、咬筋(こうきん)という噛んだり、食いしばりする際に使われる筋肉があり、発達するとエラが張ったような印象になります。
この咬筋にボトックスを注入することで、筋肉を小さくすることでエラ張りの改善を期待できます。
さらに咬筋の動きが弱まることで、食いしばりや歯ぎしりなどの改善も目指せるのが特徴です。
ただし、骨格の影響でエラが張っている場合は、効果を期待できません。
あくまでも咬筋の発達でエラが張っているケースにしか効果を期待できないことを理解しておきましょう。
眉間
表情を動かした際に生じる眉間のシワ改善も期待できます。
主に眉間のシワは「皺眉筋(しゅうびきん)」と「鼻根筋(びこんきん)」が影響しています。
この2つの筋肉にボトックスを注入し、動きをゆるめることで眉間の縦シワの解消を目指せるのです。
額
おでこや眉毛を動かす癖がある方は、額に横ジワが生じやすい傾向があります。
額は、顔の中でも面積が大きいため、シワがあると老けた印象を与えることも少なくありません。
額にボトックスを注入することで、筋肉の動きをゆるめ、横ジワの改善を期待できます。
ただし、人によっては額にボトックスを注入することで、眼瞼下垂を引き起こす可能性があります。
額のボトックスは最も技術とその人の状態を見抜く力が必要です。
額のボトックスは経験が豊富な医師に診察をしてもらうことが望ましいです。
ボトックスを受ける際に知っておきたいポイント
ボトックス注射は、メスを使用しないため、手軽に受けやすい施術です。
しかし、安さでクリニックを選んだり、何も知らずにダウンタイムを過ごしたりすると思わぬトラブルが生じる可能性があります。
- クリニックの選び方
- ダウンタイムの過ごし方
ここからは、ボトックス注射を受ける際に知っておきたいポイントを2つ紹介します。
クリニックの選び方
ボトックス注射は、切開など難しい過程がないため「どこで受けても同じでは?」と考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、医師のスキルによって仕上がりが異なります。
なかには、表情が不自然になる可能性もあるため、注意が必要です。
失敗リスクを防ぐためにも、下記のポイントに注意してクリニックを選びましょう。
- 実績や症例が豊富なクリニックを選ぶ
- 丁寧にカウンセリングをしてくれるクリニックを選ぶ
実績や症例が豊富なクリニックは、患者からの満足度が高い傾向があります。
スキルの高い医師が在籍していることが多いため、実績の豊富さなどは確認しておきましょう。
また丁寧にカウンセリングをしてくれるかも大切なポイントです。
なかには、ボトックスではなくヒアルロン酸が合っているケースもあるため、丁寧に話を聞いてくれるクリニックを選ぶと安心です。
ダウンタイムの過ごし方
ボトックス注射は、ダウンタイムの過ごし方も大切です。
ダウンタイム中は、下記に配慮して生活しましょう。
- 血行が促進される行動は控える
- 患部を圧迫しない
術後は、サウナや激しい運動、飲酒などの血行が促進される行動は控えましょう。
血流が良くなると腫れや内出血が悪化する恐れがあります。
さらに患部を圧迫してしまうと、製剤が広がり、関係ない部位にも作用してしまう恐れがあるためです。
ほかにもクリニックからの指示があった場合は、必ず守りましょう。
ボトックス注射を受けたい方はKOBE美容皮膚科 西宮院へ
ボトックス注射を検討している方は、KOBE美容皮膚科 西宮院へお越しください。
当クリニックは、1人ひとりの悩みや希望を丁寧にヒアリングし、施術を行います。
些細な不安も気軽に相談できる環境を整えているので、興味がある方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。
おすすめ部位にボトックスを注入して悩みを解決しよう
筋肉の緊張によって生じるシワやエラ張りに悩んでいる方は、ボトックス注射がおすすめです。
ダウンタイムやリスクも少ないため、美容医療初心者や施術を周囲に知られたくない方でも受けやすい施術です。
信頼できる医師のもとで施術を受けて、悩みを解消しましょう!
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師