エラボトックスは一週間後で完成形になる?メリットやデメリットも紹介
エラボトックスは、咬筋の発達によるエラ張りの改善を期待できます。
細い針で製剤を注入するだけで施術が完了する手軽さから、様々な方から人気を集めています。
なかには「術後経過が気になる」「一週間で効果は期待できる?」といった経過を知りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、エラボトックスの術後経過を紹介します。
三日後と一週間後の状態について詳しく解説しているので、エラボトックスを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
エラボトックスとは?
エラボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出されたボツリヌストキシンという製剤を用いた施術です。
エラにボツリヌストキシンを注入することで、エラ張りの改善を期待できます。
- 施術方法
- 副作用やリスク
まずは、エラボトックスについて上記の2項目に分けて詳しく解説していきます。
施術方法
エラボトックスは、細い針を用いて患部に製剤を注入します。
針を刺す際にチクッとした痛みが生じますが、細い針を使用しているため、耐えられないほどの痛みではありません。
もし痛みに不安がある方は、麻酔や冷却などの痛み対策を行っているクリニックを選ぶのがおすすめです。
副作用やリスク
エラボトックスは、細い針で施術を行うため、副作用やリスクが少ない傾向があります。
主に考えられる副作用やリスクは、下記があげられます。
- 注入時の痛み
- 腫れや赤み
- 内出血
- アレルギー反応
術後は、針の影響によって腫れや赤み、内出血などが生じます。
これらは一時的な症状であり、腫れや赤みは3日程度、内出血は長くても2週間以内には治まります。
針穴程度のサイズのため、目立つことはないため、過度に心配する必要はありません。
もし赤みや内出血が気になる場合は、ファンデーションやコンシーラーで隠すことをおすすめします。
ただし、強く擦ったり、クレンジングが不十分だったりすると症状が悪化する可能性があるため、優しく行いましょう。
ボトックスの術後経過
エラボトックスは、メスを使用しないため、ダウンタイムがほとんどありません。
そのため、比較的早い段階で完成形へと仕上がるのが特徴です。
ここからは、エラボトックスによる1週間後と1ヶ月後の経過を紹介します。
1週間後
エラボトックスは、ヒアルロン酸のように術後すぐに効果を期待できるわけではありません。
体質や注入量によって異なりますが、一般的に術後3日程度から効果を実感できます。
1週間後から、ボトックスの効果が固定されてきて、歯軋りや食いしばりがなくなってきます。
そのため、施術直後に効果を実感できないからといって失敗だと思わず、様子をみましょう。
徐々にエラ張りが改善されて、フェイスラインがシャープになるのを実感できます。
1ヶ月後
術後一週間経過すると、エラ張りの改善を実感できます。
安定した効果を実感するには、2週間程度かかることもありますが、筋肉の無駄な力みがなくなり、筋肉が痩せてきます。
エラが痩せて、フェイスラインがすっきりとするのが1ヶ月後です。
また一週間経過すると、腫れや赤みなどの症状は回復していることがほとんどです。
内出血が残っている可能性がありますが、時間経過とともに治まります。
エラボトックスのメリット
エラボトックスは、切開をせずにエラ張りを改善できる魅力的な施術です。
ほかにもエラボトックスには、下記のようなメリットがあります。
- エラ張りの改善を期待できる
- 食いしばりや歯ぎしりの改善を目指せる
- ダウンタイムやリスクが少ない
それぞれについて詳しく紹介していきます。
エラ張りの改善を期待できる
まず大きなメリットとして、エラ張りの改善を期待できることです。
ネットなどでは、咬筋を揉みほぐすことで、エラ張りが改善するといった情報がみられますが、確かな効果は期待できません。
さらにマッサージの摩擦によって、フェイスラインにたるみが生じる可能性もあります。
しかし、エラボトックスであれば高い効果を期待できます。
さらに正しい注入量や期間を守っていれば、フェイスラインがたるむこともほどんどありません。
食いしばりや歯ぎしりの改善を目指せる
エラボトックスは、咬筋の動きをゆるめることで、食いしばりや歯ぎしりの改善も期待できます。
食いしばりなどが改善されると、頭痛や肩こりが改善されるケースも少なくありません。
ダウンタイムやリスクが少ない
エラボトックスは、ダウンタイムやリスクが少ないのもメリットです。
腫れや内出血は、2週間程度で治まるうえに、メイクで隠せるため、日常生活への支障がほとんどありません。
ただし、下記に当てはまる方は、ボトックス注射を受けられないため、注意してください。
- 妊娠中・授乳中の方
- 妊娠の可能性がある方
- 全身性の神経・筋肉疾患がある方
ほかにも疾患やアレルギーをお持ちの方は、カウンセリングの際に申告しましょう。
エラボトックスのデメリット
多くのメリットがあるエラボトックスでは、なかには下記のようなデメリットも伴います。
- 半永久的な効果は期待できない
- 骨格によるエラ張りは改善できない
- フェイスラインがもたつく場合もある
年齢によっては、たるみ治療をしていないと、エラが痩せた分、フェイスラインがもたつく場合もあります。
施術を受ける際は、メリットだけで判断せずにデメリットも理解しておくことが大切です。
半永久的な効果は期待できない
エラボトックスは、半永久的な効果は期待できません。
個人差はありますが、3ヶ月〜6ヶ月程度で徐々に効果が薄れていきます。
そのため、効果を維持したい方は、定期的に再注入を行う必要があります。
再施術の期間は、明確に定められていないため、効果が薄れてきたと感じるタイミングで受けるのがおすすめです。
骨格によるエラ張りは改善できない
骨格の影響でエラが張っている場合は、ボトックスでは改善できません。
エラボトックスは、あくまでも咬筋の発達によるエラ張りのみに効果を期待できます。
咬筋の発達か骨格の影響かを自分で判断するのは難しいため、一度クリニックに相談するこをおすすめします。
効果の高いエラボトックスを受けたい方はKOBE美容皮膚科 西宮院へ
効果の高いエラボトックスを受けたい方は、KOBE美容皮膚科 西宮院へお越しください。
当クリニックには、豊富な症例経験を持った医師が在籍しています。
1人ひとりの骨格や筋肉の付き方に合った施術を提供します。
また複数の製剤を取り扱っており、費用を抑えて施術を受けたい方にもおすすめです。
当クリニックのエラボトックスに興味がある方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。
エラボトックスのダウンタイムは一週間程度で治まる
エラボトックスのダウンタイムは、目立つ症状は一週間程度で治まります。
内出血や赤みなどは、メイクで隠せる程度の症状のため、過度に心配する必要はありません。
またエラボトックスは、施術直後から効果を実感できるわけではないことを理解しておきましょう。
術後3日目辺りから徐々に効果は発現し、2週間程度で完成形に仕上がります。
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記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師