小顔ボトックスで内出血になる理由は?対策や経過を解説
ボトックスで小顔になりたいと考えつつ、内出血が不安だという人は少なくありません。
内出血は外から見てわかりやすいため、避けたいと思う人は多いです。
まして顔となると、さらに避けたい気持ちが強くなるのは自然なことでしょう。
本記事では、小顔のためのボトックスの内出血について解説します。
参考にして、不安になり過ぎることはないと知ってください。
ボトックスとは?
ボトックスとはボツリヌス菌という菌から精製される、薬剤の名前です。
注射で希望部位に注入し、さまざまな美容効果・生活向上効果を期待します。
ボトックスの作用は筋肉の動きを抑えることですが、注入部位によって引き起こされる効果はさまざまです。
本記事では、特に小顔効果に絞って解説します。
ボトックスで小顔効果が期待できる理由
ボトックスで小顔効果が期待できる理由は、ボトックスをエラ部分に注入することで、咬筋が小さくなるためです。
エラの部分には咬筋と呼ばれる、物を噛むための筋肉があります。
しかし咬筋が発達しすぎると、エラが張ったように見えるのです。
そこでボトックスを注入し、咬筋を委縮させることでエラ部分がサイズダウンするため、結果として小顔に見える効果が見込めます。
小顔目的にボトックスを打つと内出血になる?
小顔目的のボトックスに対する内出血は、必ず起きるというわけではありません。
内出血が起きるかどうかは突き詰めると運次第であり、100%起こるとも起こらないとも言えないのが実際の所です。
ただし、起こる確率を低くすることは可能です。
また、起こったとしても、手術が失敗したわけではないため、ボトックスの効果に対する心配は不要です。
小顔ボトックスの内出血について
小顔ボトックスの内出血について、以下のポイントを解説します。
- 内出血が治るまでの期間
- 内出血が治るまでの経過
一般的に、内出血は時間さえかければきれいに治ります。
もしも一向に回復に向かわなかったり、悪化していたりするようであれば、何らかの疾患の表れである可能性が高いため、クリニックに相談しましょう。
内出血が治るまでの期間
内出血が治るまでの期間は、一般的に数日~1週間程度です。
ただし、程度が酷い場合は2週間程かかるケースもあります。
内出血は見た目にわかりやすいため、数日でも長く感じるという人は少なくありませんが、焦らず待てばきれいに治ります。
まずは待ちましょう。
なお、2週間を過ぎたとしても、回復が進んでいれば問題はありません。
そのまま回復しきるまで待ってください。
内出血が治るまでの経過
内出血が発生してから治るまで経過を辿ると、患部の色がだんだん変わっていくのがわかります。
そして、色から現在自分の治りがどの程度かを判断できます。
具体的には、以下の通りです。
赤:出血中・出血したばかり
青・紫:出た血が皮膚内に溜まっている、出血は止まっている
緑・茶:溜まった血が吸収されている途中
黄:大部分の血が吸収された・治りかけ
赤から黄に向かって、色が変化していきます。
治ってるのかどうかわからないというひとは、上を参考に、回復が進行しているか確かめましょう。
内出血を抑えるポイント
内出血を抑えるポイントは、以下の通りです。
- 腕の良い医師に注射してもらう
- 圧迫止血をきちんと行う
- 刺激しない
繰り返しますが、上のポイントを守ったとしても内出血は起こり得ます。
ただしポイントを守ることで発生リスクを減らせますし、起こったとしても比較的スムーズに治すことができます。
腕の良い医師に注射してもらう
内出血を抑えたい場合は、出来る限り腕の良い医師に注射してもらいましょう。
どのような医師でも内出血のリスクはありますが、医師の腕が未熟な場合、針が斜めに刺さったり、余計な所を刺してしまったりなどで、内出血の確率が高まってしまいます。
たかが注射と考えず、クリニック選びの段階からしっかり検討してください。
圧迫止血をきちんと行う
ボトックスを打った後は、圧迫止血をきちんと行いましょう。
圧迫止血を行うことで出血量が減少するため、内出血が起こったとしても治るまでの期間が短くなります。
止血そのものは、数分上から押さえていれば問題ありません。
小顔ボトックスに限らず、注射の後内出血を避けたい場合は、圧迫止血が有効です。
刺激しない
ボトックスを注入した後は、刺激しないよう注意しましょう。
患部が気になるのは自然なことですが、揉む、擦るなどの行為は血管を傷つけやすいため、かえって内出血が悪化してしまいます。
フェイスマッサージなども、しばらくは控えてください。
内出血が出てしまった場合の隠し方
小顔目的のボトックスで実際に内出血が出てしまった場合、おすすめの隠し方は以下の通りです。
- メイクで隠す
- 髪で覆って隠す
繰り返しますが、内出血は長引いても2週間程度です。
いずれは消えるため、ずっと隠し続ける必要はありません。
あくまで一時的なものとして、覚えておきましょう。
メイクで隠す
内出血はメイクで隠す方法があります。
内出血の場合傷ついているのは皮膚内部であり、表面に傷はつかないため、上からメイクを施しても悪化することはありません。
小顔ボトックスの場合、内出血が起こるのは、端の方とは言え顔部分になります。
仕事などで顔全体を見せなければならないなどとという人には、特におすすめの方法です。
ただし、メイクの際は悪化を防ぐため、ソフトタッチを心がけましょう。
髪で覆って隠す
小顔ボトックスで内出血が出た場合、髪で覆って隠すのも良いでしょう。
特に、小顔目的のボトックスはエラ部分に注入します。
ひいては患部が顔の中でも端の方であり、髪で覆うのも比較的簡単です。
内出血が軽度である、メイクで隠すほどでもないという場合は、髪で隠すのが手軽でおすすめです。
不安が強いようであれば、メイクした上から髪で覆うと、なおバレにくくなります。
KOBE美容皮膚科 西宮院でリスクの低いボトックスを
内出血が気になる方は、ぜひKOBE美容皮膚科 西宮院でリスクの低いボトックスを受けてください。
当クリニックの医師は高いレベルの技術を持っているため、注射においても内出血のリスクを最小限に抑えられます。
また、他のトラブルに対するリスクも技術力があれば低減できるため、安心・納得の手術をお求めの方におすすめです。
【まとめ】小顔ボトックスの内出血はいずれきれいに治る
小顔ボトックスの内出血は、焦らず待っていれば、いずれきれいに治ります。
気になる気持ちは無理もありませんが、そういう時こそ触ったりせず、自然に回復するのを待ちましょう。
また、治りが進まなかったり悪化したりという場合は、ひとりで悩まずクリニックに相談してください。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師