シミ治療にはレーザートーニングが効果的!2回目からの施術間隔は?
レーザートーニングはシミやくすみ、そばかす、肝斑など、多くの色素沈着に対して有効な治療法です。
ただし大きな効果を実感するためには、継続しての施術が求められます。
ただし、術後間もない間隔で2回目の施術を受けてしまえば、肌が十分に回復していないために症状の悪化につながる懸念があります。
逆に間隔を空けすぎてしまっても、大きな効果は期待できません。
2回目からのレーザートーニングでは、適切な施術間隔での治療が求められます。
レーザートーニングがシミ治療に効果がある理由
レーザートーニングがシミ治療に効果がある理由は、低出力で広範囲に光を照射することで、メラノサイトを弱めながら治療を行えるからです。
均一にレーザーを照射して、メラノサイトの活動を抑え、メラニンを散らします。
機器の特徴
従来のレーザー治療は高出力の波長によってメラノサイトを破壊していたため、肝斑の症状に対してはかえって刺激を与え、逆効果でした。
以前のレーザーでは光の当たる部位に対して効果のムラが大きく、メラノサイトに刺激を与えてしまったためです。
レーザートーニングはトップハット型照射と呼ばれる技術によって、エネルギーを均一に照射することが可能です。
そのためレーザーの照射によるムラがない治療が行えます。
肝斑の改善も見込める
メラノサイトを活性化させずに治療を行える特性から、肝斑に対しても高い効果が期待できます。
肝斑の治療といえば、以前は内服薬や外用薬を使っての改善が主流でしたが、レーザートーニングの登場によって、薬による治療が難しかった人にも効果が見込めるようになりました。
肝斑の改善には、施術者がレーザートーニングについて熟知している必要があるため、クリニックの選択は慎重に行ってください。
2回目からの施術間隔と持続期間
個人差はありますが、2回目からの施術間隔の目安は、2週間に1回のペースです。
施術は肌の状態が十分に回復しているかどうか、診断を経てから判断します。
回復の状態が思わしくない場合には、日を改めてもらう必要があります。
効果が実感できるまでの目安回数
レーザートーニングのシミや肝斑が薄くなる効果が実感できる回数の目安は、5回以上です。
そのため多くのクリニックでは、5〜10回、あるいは20回のセットプランを用意しています。
5回未満の施術では効果を十分に感じられない可能性はありますが、体の内側では治癒力によってコラーゲンが生成され、ターンオーバーの乱れも改善しています。
内側の作用が外側にあらわれるには期間を要しますが、治療を継続する度に施術の効果は大きくなるでしょう。
肝斑の治療は施術間隔が延びる場合も
施術間隔は通常であれば2週間に1回のペースが望ましいですが、肝斑の症状強く、反応が強く出るタイプの人は4週間の期間を設ける場合もあります。
これは肝斑への刺激を極力抑えるためであり、施術の回数を重ねる度にメラニンが薄くなっていきます。
間隔が延びる分、症状が解消するまでには期間を要しますが、リスクを抑えるためにも必要な対応です。
レーザートーニングでシミが解消されるまでの期間は?
症状が解消するまでの期間は、シミの種類や状態によって異なります。
同じ色素沈着でも、改善に必要な回数や施術間隔が違うのは、種類や状態でそれぞれ特性が異なるためです。
医師や看護師は事前の診断とカウンセリングによって、患者に現在の状態や、最適な治療法を提案する必要があるのです。
シミの種類や状態によって異なる
シミが解消するまでの期間は種類や大きさ、数、部位などによって異なります。
シミの状態が悪化している人ほど、比例して治療の回数も必要になるでしょう。
シミの状態が軽度であれば、5回以上の施術によって問題が解消されるケースも十分ありえますが、重度であれば20回以上の治療が必要となる可能性もあります。
診断とカウンセリングで判断する必要がある
シミの状態を正確に把握するには、診断とカウンセリングに十分な時間をかけることが求められます。
たとえば今までシミだと思っていた部位が、実は肝斑だったというケースも存在します。
特に肝斑と他のシミの症状が併発している場合は、非常に判断が難しいところです。
シミの治療の際に肝斑に刺激を与えないよう、留意して施術を行う必要があります。
2回目からの施術間隔を空けすぎた場合
2回目からの施術間隔が空いた場合でも、継続して治療に通うことが大切です。
中には仕事が忙しくなったり、体調が思わしくなかったり、様々な理由で通院が困難になるケースも考えられます。
通院が難しくなった場合は、クリニックに相談してください。
間隔が空いてしまっても継続することが大切
施術間隔は2〜4週間が望ましい点はあっても、持続期間は長い人で半年程度保ちます。
持続期間内であれば大きく効果が減衰することはないので、多少施術間隔が空いてしまったとしても大きな問題ではありません。
諦めず継続して治療に通うことで、肌の状態は改善していきます。
通院が難しい場合はクリニックに相談
何らかの理由で通院が難しくなった場合は、クリニックに連絡しましょう。
仕事で忙しくなった場合は、速やかに施術を終えられるよう、予約時間や対応に配慮してくれる可能性があります。
体調が芳しくないという理由でも、丁寧なサポートによって問題の解消につながるので、クリニックと連携していくことが大切です。
シミの改善はKOBE美容皮膚科 西宮院へ
シミの改善には、事前の診断によって、状態を把握することが重要です。
また最適な治療方法は、お客様の希望や目的によって異なるため、当院はカウンセリングも重視しています。
レーザートーニングは基本的には継続しての治療が前提となりますが、薄いシミの場合は、1回の照射で目立たなくなるケースもあります。
レーザートーニングはシミの解消だけでなく、毛穴の状態や肌のハリ、つやにも改善効果がある施術です。
肌年齢を保つために、定期的な施術を受けることもおすすめです。
シミやレーザートーニングについて質問があれば、当院の無料カウンセリングをご利用ください。
まとめ
レーザートーニングはシミの改善効果の高い治療法で、今までは治療が難しいとされてきた肝斑にも改善効果が見込めます。
2回目からの施術間隔は2週間が目安ですが、肝斑の症状がある人の場合は4週間に1度のペースが望ましいです。
たとえ施術間隔が空いたとしても、継続することで徐々に良い変化が訪れるでしょう。
シミの種類や状態次第で治るまでの期間は異なりますが、事前の診断とカウンセリングによって、ある程度判別できます。
薄いシミであれば、1回の治療で目立たなくなることもあります。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師