埋没法がおすすめと言われる理由は?理想の二重整形を行うポイント
近年、二重整形埋没法は手軽に受けられる施術として人気があります。
埋没法には「挙筋法」と「瞼板法」の2種類があり、施術内容が異なります。
どちらを選ぶにせよ切開を伴わないためダウンタイムが短く、副作用も比較的少ないという利点があり、多くの人におすすめです。
切開法とは違い費用が安いことも特徴ですが、効果は永続的に続くものではありません。
持続期間については個人差もありますが、医師の技術によって違いがあるためクリニックの選択は非常に重要な要素です。
埋没法の施術方法
埋没法には「挙筋法(きょきんほう)」「瞼板法(けんばんほう)」という二つの術式が存在します。
糸をかける部位に違いがあり、メリット・デメリットも異なります。
メリットを活かしデメリットを抑えるためには、埋没法の施術が得意な医師を頼ることが大切です。
挙筋法
まぶたには眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という筋肉があります。
挙筋法は眼瞼挙筋に糸を留めて二重を形成する施術です。
まぶたに糸を留めるため眼球を傷つけるリスクが低く、自然な二重を形成できます。
しかし挙筋は柔らかい筋肉なので糸が緩む可能性や、想定とは違った仕上がりになってしまうこともあるため注意が必要です。
瞼板法
まぶたの裏側には瞼板という、コラーゲン線維でできた線維性結合組織の板があります。
瞼板法とは瞼板を、糸でつなぎ合わせて二重のまぶたを形成する施術です。
瞼板法は糸の固定がしやすいですが、挙筋法よりも術後の腫れが出やすい治療法です。
ただし糸が眼球に近いためリスクが伴い、一時的に目の違和感が発生する可能性もあります。
二重整形埋没法がおすすめと言われる理由
埋没法がおすすめと言われる理由には、下記の4つが挙げられます。
- 自然な二重を作れる
- 施術時間が短い
- 切開法に比べて値段が安い
- アイプチやアイテープをする必要がない
施術のリスクを極力減らした上で、理想の二重を実現可能な点が埋没法の魅力です。
自然な二重を作れる
切開法と比較するとデザイン性に欠けると言われる埋没法ですが、十分に自然で美しい二重を形成できます。
どちらかというと幅の狭い二重の形成に向いており、広くしすぎるのは不向きです。
広い二重幅を希望される場合、埋没法では持続力に難が生じる可能性があるため、切開法をおすすめされる可能性があります。
施術時間が短い
施術時間は糸を留める点数や術式によって変化しますが、15〜30分内が目安です。
当院では患者様のまぶたへの負担を配慮し、基本的に15分程度で施術を終わらせています。
短い時間で施術が終わるため、まとまった時間がなかなか確保できない人でも利用できます。
切開法と違い抜糸する必要もないので、一度の施術だけで効果が持続するのも嬉しいポイントです。
切開法に比べて値段が安い
埋没法は、30万円程度で施術可能で切開法よりも安い場合が多いです。
費用の安さだけで治療内容を検討すると、後々の後悔につながる可能性があるため注意は必要ですが、少ない費用で効果が得られることも人気の要因です。
アイプチやアイテープをする必要がない
メイクで二重を作る必要がなくなり、自由な時間が増えることが利点です。
二重を作るためにアイプチやアイテープなどを使うのは、年齢が若い人を中心に見受けられます。
しかし長期的に考えると、まぶたに度重なるダメージを与えることとなり、大きなリスクが伴います。
埋没法は継続的なまぶたのダメージを心配することなく、二重の維持が可能です。
二重整形埋没法で理想の仕上がりになるポイント
埋没法で理想の二重を形成するポイントは、下記の3つです。
- 腫れにくい糸を使う
- 糸のかけ方や結びの強さを適切にする
- バランスの良い二重幅にする
腫れにくい糸を使う
埋没法で使う糸は非常に細く、柔軟性のある材質が向いています。
当院では腫れを少なくするために、信頼性の高い国産の糸を使用しています。
どのクリニックでも医療用の糸を使用していますが、その種類はさまざまです。
糸の種類によって、テンションの調整にも差が生じます。
腫れの状態に大きな影響を与えるため、糸の種類にも注目すると良いでしょう。
糸のかけ方や結びの強さを適切にする
埋没法は糸のかけ方や結びの強さによって、持続期間やダウンタイムに差が生じます。
たとえば皮膚に対して浅い部位に糸をかけると腫れやすく、糸が飛び出るリスクが増します。
とはいえ深く糸をかけると持続力が悪くなってしまうため、非常に繊細な調節が必要です。
糸のかけ方、結びの強さを適切に調整することで、持続力が良くなるうえにダウンタイムを抑えられます。
バランスの良い二重幅にする
顔のバランスに合った二重幅にすることで、自然な見た目が完成します。
広い二重幅を希望される人も多いですが、顔の大きさやパーツに適していない二重幅では、不自然な印象となってしまうため注意しましょう。
埋没法は狭い二重幅に適しているので、広い二重のデザインをしたい人は、切開法の方が向いている可能性があります。
二重整形埋没法でおすすめなクリニックを選ぶ方法
埋没法が成功するかどうかは、クリニックの選択が非常に大きな要因です。
クリニックを選ぶ基準として、おすすめな方法を紹介します。
担当医師の実績は十分か
まずは担当医師の、二重整形での実績を確認しましょう。
たとえクリニックが有名でも、在籍する医師の知識や技術レベルは大きな違いがあります。
カウンセリングで埋没法の症例数を尋ね、信頼できる医師であるか判断しても良いでしょう。
料金が相場と離れすぎてないか
相場より料金が高すぎることは当然として、安すぎるケースでも注意してください。
クリニックの選択では、費用だけでなくサービス内容にも留意する必要があります。
アフターフォローや保証など、総合的に見て判断しましょう。
広告などで、一見とても安い金額で提示して、いざカウンセリングに行くと50万円、60万円と平気で価格を釣り上げるクリニックも実はあるので、注意が必要です
アフターケアの体制が整っているか
埋没法は比較的リスクの低い施術ですが、アフターケアの体制が良いクリニックを選ぶべきです。
術後に問題がなければ患部は正常に回復し、副作用は次第に治まることが大半ですが、症状の改善に時間がかかる人もおられます。
十分なアフターケアの体制を有しているクリニックを頼ることで、万が一の事態に対して迅速に対応してもらえます。
KOBE美容皮膚科 西宮院の埋没法は長持ちにこだわる
KOBE美容皮膚科 西宮院のこだわりは、施術のオーダーメイドです。
当院の埋没法は国産の腫れにくい糸を使用し、お客様ひとりひとりの希望に沿った施術を行います。
埋没法でのこだわりは、形成する二重を長持ちさせることです。
満足のいく結果を出すためには、理想の二重を作ることはもちろん、どれだけ状態を維持できるかにかかっています。
当院では糸のかけ方を工夫することで、5〜10年状態の維持を可能にしています。
二重整形埋没法は気軽に受けられる施術としてもおすすめ
二重整形の中でも手軽に行える埋没法には、挙筋法と瞼板法の二つのアプローチがあります。
自然な二重を作ることができ、切開法に比べて値段が安くリスクが低いことから、多くの年代の人から支持を受けています。
理想の仕上がりとなるためには、バランスの良い二重幅のデザインをした上で、糸のかけ方や結びの強さを適切に行うことが重要です。
担当医師の実績やアフターケアの体制を確認した上で、クリニックの選択を検討しましょう。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師