切らないクマ取りの整形
施術ごとの特徴や注意点も紹介
「傷跡が残らない施術方法を知りたい」
「大きな手術をせずにクマを解消したい」
「なるべく痛くない方法を知りたい」
目の下のたるみやクマをなるべく切らない整形で治したいと思われている方もいるのではないでしょうか。
切らないクマ取りの整形には以下の3つの施術方法があります。
- 下眼瞼脱脂術
- 脂肪注入
- ヒアルロン酸注入
それぞれの術式によって、特徴やメリット・デメリットが異なります。
この記事では、切らないクマ取り整形について詳しく紹介します。
クマの種類別に効果的な施術方法も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
切らないクマ取りの整形方法は3つ
切らないクマ取りには以下の3つの施術方法があります。
- 下眼瞼脱脂術
- 脂肪注入
- ヒアルロン酸注入
それぞれ詳しく解説します。
1.下眼瞼脱脂術
下眼瞼脱脂術とは、目の結膜側からクマの原因となっている眼窩脂肪を取り除く施術方法です。
眼窩脂肪が原因の目の下のたるみやクマに有効的な方法です。
結膜側を数ミリ切開しておこなう施術なので、顔の表面に傷跡が残りません。
ダウンタイムが短く、症状も軽い傾向にあります。
2.脂肪注入
脂肪注入とは、クマやたるみによって凹んだ部分に脂肪を注入する施術方法です。
注入する脂肪は自分の体内から採取したものなので、アレルギー反応のリスクがほとんどなく安全性の高い施術となっています。
下眼瞼脱脂術が脂肪を除去する施術である一方、脂肪を注入しても大丈夫であるのかと不安に思われている方もいるかもしれません。
目の下の膨らみの凹んだ部分に脂肪を注入することで目の下の凸凹を自然に見せる施術なので心配はありません。
ただ、注入した全ての脂肪が定着するわけではないので、それを加味したうえで施術をおこなう必要があります。
3.ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入とは、その名の通りヒアルロン酸を入れてたるみやクマを目立たなくさせる施術方法です。
たるみやクマによってくぼんだ部分にヒアルロン酸を注入し、目の下の膨らみを目立たなくさせます。
施術費用も安価で手軽に受けられる一方、効果の持続期間は約半年〜1年と限定的であるので、定期的な施術が必要等となります。
また、ヒアルロン酸注射を打った箇所が青黒く透けて見えたり、ぽこつきが出やすかったりすることもあるため、注意が必要です。
効果のある施術方法はクマの種類によって異なる
クマには以下の3つの種類があります。
- 黒クマ
- 茶クマ
- 青クマ
クマの種類によって効果的な施術方法は異なります。
ここでは、それぞれのクマに適した施術方法について解説します。
黒クマにはすべての施術
黒クマとは、目の下のたるみや膨らみによって生じる影が原因で、黒く見えるクマのことを指します。
上を向いたときにクマが薄くなったり、引っ張って消えるようであれば、黒クマに該当する可能性が高いです。
この黒クマには、この記事で紹介した下眼瞼脱脂術・脂肪注入・ヒアルロン酸注入が有効です。
茶クマには脂肪注入
茶クマとは、紫外線や摩擦などでの色素沈着が原因と言われている茶色く見えるクマのことです。
茶クマには、脂肪注入が有効的な施術方法です。
皮膚表面の色素沈着が原因のクマであるため、下眼瞼脱脂術は効果がありません。
青クマには脂肪注入
青クマとは、血行不良が原因と言われている青黒く見えるクマのことです。
青クマには、脂肪注入が有効的な施術方法です。
眼窩脂肪が原因のクマではないため、下眼瞼脱脂術は効果がありません。
切らないクマ取りの費用の相場は?
切らないクマ取りの施術費用の相場はそれぞれ以下の通りです。
術式 | 費用の相場 |
下眼瞼脱脂術 | 約20〜40万円 |
脂肪注入 | 約10〜20万円 |
ヒアルロン酸注入 | 約1〜10万円 |
眼窩脂肪を取り除く下眼瞼脱脂術の費用の相場がもっとも高い傾向にあります。
複数の施術を組み合わせることも可能ですが、そのぶん施術費用が高くなります。
ヒアルロン酸注入の施術費用はもっとも安いですが、効果を維持するためには定期的な施術が必要となるため注意しましょう。
切らないクマ取りに関するよくある質問
ここでは、切らないクマ取りに関するよくある質問を紹介します。
- クマ取りの名医の探し方を教えてください
- 切らないクマ取りは半永久的に効果がありますか?
- 脂肪注入のダウンタイムはどのくらいですか?
- 眼窩脂肪は自力で治すことはできますか?
それぞれ回答していきます。
1.クマ取りの名医の探し方を教えてください
クマ取りの名医の特徴は以下の2つです。
- カウンセリングが丁寧である
- 知識・経験・実績がある
美容整形におけるカウンセリングは施術と同様に大切な工程です。
施術が上手い先生ほどカウンセリングに時間をかけている傾向にあります。
また、実績が多数ある先生は施術が上手い傾向にあるでしょう。
クリニックのホームページに記載されている実績や症例を確認してみてください。
2.切らないクマ取りは半永久的に効果がありますか?
下眼瞼脱脂術で取り除いた脂肪は、基本的に再発することはありません(まれに再発することあり)。
そのため、効果は半永久的に持続します。
脂肪注入で定着した脂肪も半永久的に持続するのが特徴です。
ただし、ヒアルロン酸注入の効果は約半年〜1年と限定的です。
3.脂肪注入のダウンタイムはどのくらいですか?
脂肪注入のダウンタイムは短く、症状も軽いのが特徴です。
ダウンタイムの期間は数日程度で、症状は熱感や腫れです。
時間の経過とともに症状は軽快します。
4.眼窩脂肪は自力で治すことはできますか?
マッサージや美顔器などで眼窩脂肪を目立たなくさせることもできます。
しかし、効果を感じられるまでには約数カ月の期間を要することが多いため、途中で断念してしまう方も少なくありません。
また、脂肪の量自体は変わらないため、眼窩脂肪を減らしたいという悩みに対しての根本的な解決法にはなりません。
早くに効果を出したい、脂肪自体を減らしたい方は下眼瞼脱脂術がおすすめです。
KOBE美容皮膚科 西宮院は切らないクマ取りが得意
KOBE美容皮膚科 西宮院では、下眼瞼脱脂術と脂肪注入の同時施術をおこなっています。
目の下の強いたるみやクマにお悩みの方に適した施術方法となっています。
同時施術をおこなうことで、下眼瞼脱脂術によって凹みが逆に目立ってしまう、たるみが気になってしまうなどの症状も出にくいのが特徴です。
クマ取りで取り除いた脂肪は再発することがほとんどないため、将来的に眼窩脂肪が突出することを予防する効果もあります。
当院のクマ取りが気になるといった方は、ご相談だけでも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
切らないクマ取りで目の下のたるみを解消しよう
この記事では切らないクマ取りについて解説しました。
切らないクマ取りは、傷跡が残らないといったメリットがあります。
ここでは3つの施術方法を紹介しましたが、効果的な方法は、クマの種類によって異なります。
そのため、ご自身のクマの悩みに合わせて施術方法を選択する必要があります。
この記事を参考に自分に合った施術方法を探してみてくださいね。

記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師