クマ取りのダウンタイム中は腫れるの?症状を抑える3つのポイントも紹介
目の下のクマやたるみを改善するクマ取りですが、ダウンタイム中の腫れが気になる方もいるのではないでしょうか。
そんなお悩みをお持ちの方に、この記事では、クマ取りのダウンタイム中の腫れについて紹介します。
これからクマ取りを受けようと思われている方にとって役に立つ記事となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
クマ取りのダウンタイム中は腫れるの?
クマ取りのダウンタイム中に腫れが生じることがあります。
しかし、目が開かないほど腫れることはまずありません。
腫れが生じた場合でも、通常1〜2週間かけて軽減していきます。
クマ取りのダウンタイム中の症状は4つ
クマ取りのダウンタイム中には、腫れを含めた以下の4つの症状があります。
- 腫れ
- 内出血
- 痛み
- 血の涙
それぞれ詳しくみていきましょう。
症状①腫れ
施術翌日から、目の周りが腫れることがあります。
クマ取りの腫れの程度は軽く、目が開けられなくなるくらいに腫れることはまずありません。
最近では、できるだけ腫れを抑えるために施術時間にこだわっているクリニックもあります。
腫れが生じても、週間程度で徐々に落ち着いていくため、心配の必要はありません。
症状②内出血
施術後に目の下から周りにかけて内出血が生じることがあります。
内出血とは、皮下組織内にある毛細血管が破れ、皮膚の下でじわじわと出血が起こっている状態です。
クマ取りを受けた約30%くらいに目立つ内出血が出現するといわれています。
内出血が出た場合でも、およそ2週間で黄色くなって消えていきます。
また施術翌日からメイク可能のため、ファンデーションで隠して過ごすとよいでしょう。
症状③痛み
施術中は麻酔をするため痛みを感じることはありません。
ただし、麻酔が切れたタイミングで痛みが発生することがあります。
なかには、ほとんど痛みを感じない人もいます。
痛みには個人差があるため、冷やしたり鎮痛剤を使用したりしながら過ごしましょう。
目をつぶったり開けたりなど動かした際に痛むことが多いですが、通常1〜2週間程度でおさまります。
症状④血の涙
結膜を切開して眼窩脂肪を取り除く下眼瞼脱脂術では、術後に止血をしていてもダウンタイム中に血の涙が流れることがあります。
通常1〜2週間程度で、血の涙は出なくなります。
また、稀に施術部位に血の塊が生じる「血腫」と呼ばれる状態になることも。
血腫ができた場合は、通常体内に吸収されていくのを待ちますが、大きくなってしまった場合は除去術を行います。
クマ取りの3つの施術方法
クマ取りの施術には以下の3つがあります。
- 下眼瞼脱脂術
- 脂肪注入
- ヒアルロン酸注入
それぞれ詳しく解説していきます。
方法①下眼瞼脱脂術
下眼瞼脱脂術は、結膜を切開して眼窩脂肪を除去する施術方法です。
目の下のクマやたるみは、加齢による眼窩脂肪の膨らみによって出現することがほとんどです。
眼窩脂肪が原因でできるクマを、黒クマといいます。
下眼瞼脱脂術は、この黒クマに有効的な施術方法です。
方法②脂肪注入
脂肪注入とは、自分の体から取った脂肪を目の下に注入する施術方法です。
脂肪注入では、目の下の膨らみによって生じている凸凹に脂肪を注入して、膨らみを目立たなくさせます。
クマだけでなく、しわの改善効果も期待できます。
また下眼瞼脱脂術との同時施術をすることで、たるみの強いクマにお悩みの方にもより高い効果を発揮してくれます。
方法③ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入とは、注射器を使用し、ヒアルロン酸を目の下に注入する施術です。
脂肪注入のようにたるみやクマによって凹んだ部分にヒアルロン酸を入れていき、目の下の膨らみを目立たなくさせます。
他の施術方法と比較して、価格が安く、施術時間も短いですが、施術後に青黒く透けてみえることがあります。
またヒアルロン酸は体内に吸収されるため、半永久的な効果は期待できないのがデメリットです。
クマ取りのダウンタイム中の腫れを抑える3つのポイント
ここではクマ取りのダウンタイム中の腫れを抑える3つのポイントを紹介します。
- 枕を使って頭を高くする
- 保冷剤などで冷やす
- 飲酒・入浴・運動などの血行の良くなる行動を避ける
それぞれ詳しくみていきましょう。
ポイント①枕を使って頭を高くする
患部に血流が集中すると、痛みが強くなります。
そのため、横になるときにはできるだけ頭が心臓より下にならないよう、枕で頭を高くしましょう。
ポイント②保冷剤などで冷やす
患部を冷やすことで痛みを軽減させられます。
ただし、凍傷の危険性があるため保冷剤を直接皮膚に当てず、必ずタオルなどに包むようにしてください。
ポイント③飲酒・入浴・運動などの血行の良くなる行動を避ける
体の血流が良くなると、痛みを助長させてしまいます。
施術後1週間程度は、飲酒・入浴・運動などの血行の良くなる行動は避けてください。
KOBE美容皮膚科 西宮院のクマ取りの特徴
KOBE美容皮膚科 西宮院では、ダウンタイム症状を最大限に軽減させるために、施術時間にこだわっています。
また下眼瞼脱脂術と脂肪注入を同時におこなうことで、たるみの強いクマにも高い効果が期待できます。
当院のクマ取りのメリットは以下の通りです。
- 下眼瞼脱脂術と脂肪注入の同時施術が可能
- 1回で高い効果が期待できる
- 将来的に眼窩脂肪が突出するのを予防
- 短時間の施術でダウンタイム中の症状を軽減
当院では、生着の良さやアレルギーのリスクの観点からヒアルロン酸注入ではなく、脂肪注入を採用しています。
脂肪を注入した部位は、即時にハリ感が出るのも嬉しいポイントです。
KOBE皮膚科クリニック西宮院のクマ取りが気になる方は、ご相談だけで来院していただいても構いません。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
クマ取りはダウンタイム中の過ごし方が腫れに影響する
クマ取りのダウンタイム中に目が開かないほど腫れることはありませんが、多少の腫れが出現するケースはあります。
腫れを抑えるためにはダウンタイム中の過ごし方が大切です。
ぜひこの記事を参考に、腫れを抑えながら過ごしてくださいね。

記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師