額にボトックスを打つとシワが改善できる?メリットやデメリットも解説
額にボトックスを打つとシワが改善できる、と聞いて施術を受けるか迷っている人は多いでしょう。
ボトックスは注射のみで終わるシンプルなメニューであるため、心理的な抵抗も少なくさまざまな人が希望しますが、一定の知識を得てからの方がよりおすすめです。
本記事では、額ボトックスについて解説します。
参考にして、手術検討の助けにしてください。
ボトックスとは?
ボトックスとは、筋肉の動きを抑える作用を持つ薬剤です。
筋肉の動きを抑えると言っても量は調節されているため、まったく動かなくなるわけではありません。
よって、生活に支障が出る心配も原則不要です。
手術の際は注射で患部に適量を注入します。
メスなどは一切使用しません。
本記事では額に注入する場合について解説しますが、額にしか注入できないわけではなく、目的によってあごや脇、人中、エラ、肩などにも注入します。
額にしわができる原因
そもそも額にしわができる原因は、1つではありません。
具体的には、以下のどちらかに分類されます。
- 無意識に力を入れてしまい皮膚にクセがついている
- 乾燥肌やハリを失った影響でシワができている
額にしわができる点は同じですが、しわの原因は違います。
原因が違えば対策も違ってくるため、まずは自分がどちらにあてはまるのか確認しましょう。
無意識に力を入れてしまい皮膚にクセがついている
額に無意識に力を入れてしまい、皮膚にクセがついているケースがあります。
体のどこかに無意識で力を入れるくせを持つ人は、意外に少なくありません。
それが額に表れると、普段から眉間などにシワが寄ってしまい、怒っているように見えてしまいます。
さらに段階が進むと、皮膚にシワのくせがつき、力を抜いていてもシワだけが残ってしまうのです。
乾燥肌やハリを失った影響でシワができている
乾燥肌やハリを失った影響で、おでこにシワができているケースもあります。
肌が乾燥してカサついていると、細かいシワができます。
いわゆる感想小ジワ、ちりめんジワなどが該当するシワです。
一方、ハリを失うと皮膚がたるんだ状態になってしまい、やや大きく深めのシワができます。
力が入ってしまう場合はボトックスでの改善がおすすめ
額につい力が入ってしまい、シワになってしまうという人には、ボトックスでの改善がおすすめです。
シワの原因は額に力を入れる習慣ということになるため、ボトックスで力を入れづらい状態にすることで、改善が期待できます。
特にシワのせいで不機嫌そうな表情に見えている場合、シワだけでなく表情の明るさも改善が見込めます。
お悩みの方は、ぜひボトックスをお試しください。
【参考】その他のシワの改善方法
額のシワの原因が乾燥肌や皮膚のたるみであった場合、ボトックスでは改善が見込めないため、他のメニューを利用することになります。
乾燥肌の場合は肌質改善が推奨されるため、ダーマペンやピーリングなどによる肌の活性化と潤いアップが適しています。
皮膚のたるみが原因である場合は、ヒアルロン酸などでボリュームアップを促すと良いでしょう。
ヒアルロン酸を額にナチュラルに注入することによって、綺麗な丸みを帯びたおでこを手に入れられるだけでなく、おでこのしわの改善にも役立ちます。
ボトックスのメリット
ボトックスのメリットは、以下の通りです。
- 手軽に受けられる
- ダウンタイムの負担が軽い
- 仮に失敗してもやり直せる
なお、上のメリットは注入部位に関係なく、ボトックス共通のメリットです。
額以外の場所に注入する際にも覚えておいてください。
手軽に受けられる
ボトックスは、手軽に受けられる点が大きなメリットです。
処置時間は長くても30分程度であり、用事の前後の隙間時間にサッと受けるということも可能です。
手術直後から通常の生活に戻ってもらえますし、見た目に傷もつかないため、手術後すぐに外を出歩いても問題ありません。
まとまった休みなども不要です。
ダウンタイムの負担が軽い
ボトックスはダウンタイムの負担が軽く済みます。
一般的にはほぼ数日で終わり、ほぼないようなものと感じる人も居ます。
生活における制限も美容医療の中では少なく、手術後休みを取る必要もありません。
美容医療に対し、ダウンタイムの負担がネックで決断できないという人には特におすすめです。
仮に失敗してもやり直せる
ボトックスは、仮に失敗してもやり直すことができます。
ボトックスは注入しても、時間経過とともに元に戻ります。
そのため万一失敗に終わっても、待てば手術前の状態に戻れるため、戻ってから改めて再手術を受けることが可能です。
一方で、元の状態に戻りたいと感じた場合でも、待つしかないという側面があります。
ヒアルロン酸は溶解注射がありますが、ボトックス溶解注射も当院では用意があるので、ご希望の方はお気軽にお尋ねください。
額ボトックスのデメリット
額ボトックスにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
具体的には、以下の通りです。
- 打ち過ぎると表情が不自然になる
- 効果の持続期間が半永久的ではない
なお、効果の持続期間については注入部位がどこであっても共通しています。
打ち過ぎると表情が不自然になる
額のボトックスは、打ち過ぎると表情が不自然になってしまいます。
人間は表情を作る際、顔のさまざまな筋肉を動かしています。
しかしボトックスを打ち過ぎると、額の筋肉の動きが過剰に抑えられ、自然な表情ができにくくなってしまうケースがあるのです。
一般的には、不自然さが出るほど注入することはありませんが、まれに打ち過ぎるとこういった現象が起こります。
効果の持続期間が半永久的ではない
ボトックスは、効果の持続期間が限られています。
注入して効果が出ても、生涯続くわけではありません。
失敗してもやり直せるという意味ではメリットですが、手術後の状態を維持したい人にとっては定期的な再手術が必要となるため、デメリットにもなってしまいます。
額へのボトックスならKOBE美容皮膚科 西宮院でどうぞ
額へのボトックスをお考えなら、ぜひKOBE美容皮膚科 西宮院で手術をお受けください。
当クリニックには経験と知識の豊富な医師が在籍しており、額へのボトックスに対するメリットやデメリット、リスク対策などを熟知した上で手術に当たります。
また、ひとりひとりの状態を見極め、ボトックスにこだわり過ぎることなく、その方に最適な手術を提案させていただきます。
スタッフ一同、ご来院をお待ちしております。
【まとめ】額のシワはボトックスで改善できる可能性がある
額のシワは、ボトックスで改善できる可能性があります。
ボトックスは美容医療の中でも手軽に受けられるメニューであるため、お悩みの方はぜひ手術をご検討ください。
一方で、必ずボトックスが有効とも限りません。
原因によっては、別の手術で改善を図った方が効果的です。
いずれにしろ、原因特定のためには診断とカウンセリングが必要です。
まずはクリニックにてご相談ください。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師