笑うと目立つほうれい線はヒアルロン酸で改善できる?治療の流れを紹介
「笑うとほうれい線が気になる」「笑うとファンデーションがよれる」など、ほうれい線があることで笑うことに対してネガティブな気持ちになる方もいるでしょう。
ほうれい線は、できる原因によって治療法が異なります。
たるみや骨格が原因の場合は「ヒアルロン酸注射」、筋肉の動きによってできたシワは「ボトックス注射」で改善を目指せます。
本記事では、ほうれい線が目立つ理由やヒアルロン酸注射・ボトックス注射の特徴などを紹介します。
笑うと目立つほうれい線を改善したい方は、ぜひ参考にしてください。
笑うとほうれい線が目立つ理由
口元周辺は、表情筋の動きにより肌が反復的に折り返されるため、しわが形成されやすくなります。
また、肌の弾力が加齢とともに低下するため、しわやたるみによりほうれい線がより目立つようになります。
これらの原因が組み合わさり、笑顔の際に目立つほうれい線があらわれるのです。
笑うと目立つほうれい線の改善にはヒアルロン酸が向いている
笑うと目立つほうれい線が気になる方にとって、ヒアルロン酸注射は理想的な治療法です。
ただし、たるみや生まれつきの骨格のくぼみが原因でできたほうれい線の場合のみ改善を目指せます。
ヒアルロン酸を注入することでたるみを持ち上げたり、ボリュームを持たせてくぼみを補ったりすることで、ほうれい線を目立たなくすることができます。
ヒアルロン酸注射とは
ここからは、ヒアルロン酸注射の特徴について解説します。
まずはヒアルロン酸注射の特徴を理解したうえで、治療を受けるか検討してください。
ボリュームアップ効果がある
ヒアルロン酸注射は、しわやたるみが気になる部分に注入することでボリュームをもたせ、悩みの改善を目指す治療法です。
ヒアルロン酸は、弾力があり保水性に優れています。
また、もともと人間の体内に存在する成分であるため肌との親和性があり、アレルギー反応を引き起こしにくい傾向にあります。
ダウンタイムが短い
ヒアルロン酸注射はダウンタイムが比較的短いです。
注入後は、一時的に腫れ・赤み・内出血などの症状があらわれることがあります。
個人差がありますが、腫れや赤みは数日程度、内出血は2週間程度で落ち着く場合がほとんどであるため焦らずに改善を待ちましょう。
また、これらの症状が出ている間は悪化を防ぐために血行が促される行動は控えて、落ち着いて過ごすことも大切です。
効果は1年から2年程度
ヒアルロン酸注射の効果は、注入部分や製剤によって異なりますが6ヵ月から2年程度持続します。
ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されていき、効果が消失すると元の状態に戻ります。
注入後の状態を維持したい方は、繰り返しの注入がおすすめです。
ヒアルロン酸注射の注意点
ヒアルロン酸注射は多くの魅力がある一方で、注意点やリスクも存在します。
最も注意しなくてはいけないのは、血管閉塞です。
何らかの理由により誤って血管にヒアルロン酸を注入してしまうと血流が組織に届かなくなり、合併症を引き起こしてしまう恐れがあります。
このようなリスクは、医師のスキルによって回避できるものであるため、ヒアルロン酸注射の知識や経験が豊富な医師のもとで治療を受けることが大切です。
ボトックス注射とは
ここからは、ボトックス注射の特徴について紹介します。
ヒアルロン酸注射はボリュームをもたせる、ボトックス注射は筋肉の動きを抑制する、このように効果は異なります。
そのため、シワの原因に合わせて治療法を選択する必要があります。まずはそれぞれの違いを理解しておきましょう。
筋肉の動きを抑制する働きがある
ボトックス注射は、筋肉の動きを抑制する働きがあります。
ボツリヌストキシンと呼ばれる毒素を注入により、表情筋の過剰な動きを和らげることでシワの軽減が期待できます。
効果は3ヵ月から半年程度
ボトックス注射の効果は個人差がありますが、3ヶ月から半年程度です。
効果が持続している間は筋肉の活動が一時的に抑えられているため、しわやたるみが改善されます。
効果は徐々に薄れていき、やがて元の状態に戻ります。注入後の効果を維持したい方は、定期的な治療がおすすめです。
治療を受けられない人もいる
ボトックス注射は、妊娠中や授乳中の方は治療を受けられません。
また胎児への安全性が確立していないため、妊活中の男女もボトックス注射後は避妊が必要です。
妊活中の方はパートナーと優先順位について話し合ったうえで、ボトックス注射を検討してください。
ボトックス注射の注意点
ボトックス注射は、筋肉の動きを抑える働きがあります。
万が一必要ではない筋肉に注射してしまうと、表情が不自然になったり、肌がたるんでしまったりといったリスクが生じる場合があります。
このようなリスクは、ボトックス注射の経験豊富な医師に依頼することで回避できるため、腕の確かな医師のもとで治療を受けることをおすすめします。
ヒアルロン酸注射はKOBE美容皮膚科 西宮院へ
KOBE美容皮膚科 西宮院の周平先生は、ヒアルロン酸注射の知識や経験が豊富であり、患者様の悩みに応じて最適な治療をご提案しています。
また当院では保証制度を設けていますので、注入後の不安や仕上がりについてご相談可能です。
改善したい方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。
【まとめ】笑うと目立つほうれい線はヒアルロン酸で改善を目指そう
笑顔は自分だけでなく、周囲の人も幸せにする力を持っています。
ほうれい線を気にせずに自然に笑えるように、ヒアルロン酸注射やボトックス注射を検討してみてはいかがでしょうか。
まずはクリニックでほうれい線の原因を医師に見極めてもらい、それぞれの特徴や注意点を考慮したうえで、ほうれい線の改善を目指しましょう。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師