エラボトックス注射とは?当日の流れや治療後の過ごし方について解説
「エラ張りが気になる」「食いしばりを改善したい」など、エラ張りの悩みはボトックス注射による改善が期待できます。
ボツリヌストキシンを用いて、顔の筋肉の動きを抑制することで、顔の輪郭をスッキリとした印象に導きます。
本記事では、エラボトックス注射当日の流れやダウンタイムについて解説します。
エラボトックス注射を検討中の人は、ぜひご覧ください。
エラボトックス注射とは
エラボトックス注射とは、ボツリヌス菌が含まれた製剤をエラと呼ばれる部位にある咬筋(こうきん)に注入する治療法です。
ボトックスは筋肉の動きを抑制する働きをもっており、口を動かしたり物を嚙んだりする際に使用する咬筋に注入することで、筋肉の力を抑制させてエラ張りの改善を目指します。
エラボトックス注射当日の流れ
ここからは、エラボトックス注射当日の流れを紹介します。
当日はゆとりをもって行動できるようにシュミレーションしておくとよいでしょう。
受付・カウンセリング
まずは受付で手続きを済ませたあとに問診表を記入します。
悩みや仕上がりイメージを具体的に記入しましょう。
続いて、専門医によるカウンセリングを行います。患者様の悩みを十分にヒアリングしたうえで、最適な治療プランをご提案します。
また、治療のメリットやデメリットを納得するまで説明いたしますので、不明点や疑問などは遠慮せずにご確認ください。
治療
カウンセリングで提示した治療内容に沿って治療を行います。
エラボトックス注射は治療時間が短いため、日帰りで治療が可能です。
また、痛みが心配な人は麻酔を使用できます。
麻酔を希望した人は麻酔をしてからボトックスを注入します。
麻酔を使用した人は一定時間休憩していただいてから帰宅となります。
アフターケア
治療後は医師から注意事項などの説明を受けます。
治療後の過ごし方などで指示があった場合はできる限り守りましょう。
また、KOBE美容皮膚科西宮院では、術後の無料検診や保証制度により充実したサポートを行っています。
治療後に気になる点がある人は遠慮なくご相談ください。
エラボトックス注射のダウンタイムの症状
エラボトックス注射後には、いくつかの症状が一時的にあらわれることがあります。
ダウンタイム中によく起こる症状は以下のとおりです。
- 腫れ
- 赤み
- 内出血
- 顔のひきつり
- 硬いものが食べにくくなる
これらの症状は個人差がありますが、数日から数週間程度で落ち着く場合がほとんどであるため、あまり心配しなくてもよいでしょう。
注射による傷が気になる人は、ファンデーションやコンシーラーを使用して隠すことができます。
また、顔のひきつりや食べにくいなどの症状は、咬筋の動きが抑制されたことによるため、慣れるまでに時間がかかる可能性があります。
様子をみて、日常生活に影響がある際は速やかに医師に相談してください。
エラボトックス注射後の過ごし方
エラボトックス注射後は、以下の過ごし方を参考にしながら過ごし方を工夫することでダウンタイムを最小限に抑えることができます。
- 注入部分は触れないように注意する
- 血行を促す行動は控える
- 赤みや腫れが生じている間は安静に過ごす
それぞれ詳しく解説します。
注入部分は触れないように注意する
注入後の肌は一時的にデリケートな状態であるため、極力触れないように注意してください。
洗顔やスキンケアの際はやさしく触れるように行い、スキンケアの際にマッサージを行っている人はダウンタイムの症状が出ている間は控えた方が良いでしょう。
血行を促す行動は控える
エラボトックス注射後の肌は敏感な状態です。
以下のような行動は血行が良くなるため、新たな症状を引き起こす可能性があるため、できるだけ控えて安静に過ごしましょう。
- サウナや温泉
- 岩盤浴
- 激しい運動
- 過度な飲酒
日々のルーティンでジョギングしたりジムに通ったりしている人は、ストレッチやヨガなど軽めの運動に変えるのも1つの方法です。
赤みや腫れが生じている間は安静に過ごす
エラボトックス注射後は、稀に赤み・腫れ・内出血などの症状があらわれる人もいます。
これらの症状が出ている間は体温が上昇する行動は控えて、安静に過ごしてください。
また、冷却パックなどで注入部分を冷やすのも効果的です。
エラボトックス注射の注意点
以下に該当する人は、ボトックス注射を受けられません。
- ボツリヌス製剤に対してアレルギーがある人
- 妊娠中・授乳中の人
- 妊活中の人
上記以外にも、持病をお持ちの人や当日の体調が思わしくない人は治療を控えていただく場合があります。
カウンセリングの際にお薬手帳を持参し、体調面で気になることがある人は必ず医師に申告してください。
また、胎児への影響が不明確であることから、ボトックス注入後3ヵ月間は男女ともに避妊が必要です。
エラボトックス注射はKOBE美容皮膚科 西宮院へ
エラボトックス注射はKOBE美容皮膚科 西宮院へお任せください。
当クリニックでは年間10,000件以上もの実績をこなしており、しわやたるみを中心に美容皮膚治療を得意としています。
また、これまでの経験や技術をもとに、患者様の悩み改善に向けて最適な治療プランをご提案可能です。まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。
【まとめ】エラボトックス注射当日は無理をしないことが大切
エラボトックス注射当日は、無理をせずにリラックスした状態で過ごすことが大切です。
注入後すぐに日常生活に戻れますが、休みをとれる人はできるだけ落ち着いて過ごしてください。
またボトックス注射後の注意事項の大半が、効果を最大限引き出すためのものです。
理想の仕上がりに近づくためにも、医師の指示や注意事項を守って過ごしましょう。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師