シミの原因は何?シミの種類や有効なシミ対策も併せて解説
シミに悩む人は少なくありませんが、一方でシミについて詳しく知っている人は多くありません。
シミを避けるためには、まずシミの発生原因について知識をつけ、発生を予防することが近道です。
特にシミは、出た後対策を取り改善するよりも、予防する方が簡単で手間がかかりません。
本記事では、シミの原因について解説します。
参考にして、シミ予防の手助けにしてください。
そもそもシミって何?
シミとは、顔や体に出る茶色い色素沈着のことです。
細かくいうと、茶色の色素沈着がすべてシミというわけではありませんが、一般的にはすべてシミと呼ばれています。
加齢とともに目立つことが多くなり、小さい子供はシミがないのが一般的です。
また、出ると改善には比較的時間がかかり、日数をかけなければきれいに治すことができません。
シミの原因と種類の特徴
シミの原因と種類の関係は以下のとおりです。
紫外線:シミ・そばかす・肝斑・ADM
遺伝:そばかす(雀卵斑(じゃくらんはん))・ADM
怪我や炎症の跡:炎症後色素沈着
加齢・ホルモンバランス:シミ・肝斑(かんぱん)
上記のとおり、シミとひとくちに言っても原因は4つに分かれ、それぞれシミの種類が異なります。
まずは、自分を悩ませるシミの特徴を知ってください。
紫外線
紫外線は、シミの原因になります。
紫外線が肌に入ると、活性酸素として作用して肌のメラノサイトを刺激します。
結果としてメラニン色素が生まれ、シミとなって表れるのです。
より正確にいうと、紫外線を浴びただけでは、シミが発生するに至りません。
通常は肌のターンオーバーのおかげで、色素が沈着する前に排出されるためです。
外遊びを頻繁に行う子供の肌にシミが無いのは、ターンオーバーが正常に働いているためです。
ところが大人になるにつれ、ターンオーバーの周期が乱れ始めると、メラニン色素が上手く排出されず定着してしまいます。
これがシミの原因です。
遺伝
遺伝は、シミの原因になります。
より細かくいうと、そばかすの原因となります。
シミの多くは生活の影響で発生しますが、そばかすは遺伝を主な原因として発生します。
体質であるため、自分ではなかなか予防できないことが多く、セルフケアもあまり有効ではありません。
そのため、そばかすに悩む人は、美容施術での改善がおすすめです。
怪我や炎症の跡
顔に負った怪我や炎症の跡もシミになります。
炎症後色素沈着と呼ばれるシミです。
代表的なのは、ニキビ跡に残るニキビ跡です。
また、かさぶたを無理に剥がして、できてしまった跡などに悩まされる人も多いです。
炎症後色素沈着を防ぐには、ニキビや怪我そのものを早期に治療すること。
および、気になるからと不用意に手で触れないことです。
軽度の内に治療して、いらない刺激は与えないことを心がければ、一般的な炎症後色素沈着は避けられます。
また、もし炎症後色素沈着が起こってしまっても、美容皮膚科であれば内服薬や塗り薬(ハイドロキノンやトレチノイン)やレーザー治療によって改善することができます。
すでに炎症後色素沈着がある、という人は、ぜひ施術をおすすめします。
加齢・ホルモンバランス
加齢やホルモンバランスの崩れによって、肝斑(かんぱん)と呼ばれるシミが発生します。
年齢層として、30~40代ほどから発生した、という人が多いです。
顔の中でも、特に頬骨や目の下辺りにかけて発生します。
また、一般的には左右対称に発生します。
肝斑は単なるシミと見分けが付きづらく、プロでなければ間違う人は多いです。
しかし、有効な美容施術は異なっており、シミには有効でも肝斑には逆効果というケースもあります。
そのため、「シミじゃなくて肝斑かな?」と感じたら、クリニックに肝斑かもしれないという旨を相談し、区別してもらった上で施術を受けましょう。
有効なシミ対策
シミに有効な対策は以下のとおりです。
- ケミカルピーリング
- フォトフェイシャル
- レーザートーニング
- セルフケア
なお、美容施術で改善したい場合、利用予定のクリニックにシミ改善のメニューがあるかどうか事前に確認を取りましょう。
上記のメニューについて、すべてのクリニックが必ず対応しているわけではありません。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、薬剤によるシミ改善施術です。
薬剤を肌に塗布し、古い角質を落とすことで、ターンオーバーを促進し肌を活性化させます。
シミ改善以外にも、毛穴の引き締めや肌質そのものの改善効果などがあります。
ただし皮膚が弱い人や、ニキビなどの炎症がある人には、刺激が強すぎてしまい、逆効果になることがあります。
施術前には、クリニックとよく相談しましょう。
フォトフェイシャル
フォトフェイシャルは、特殊な音波で肌を刺激し、ターンオーバーを促進してシミ・そばかす改善を促す施術です。
肌質改善にも効果があり、くすみやニキビ跡、ハリUPなどさまざまな効果を発現します。
多くのトラブルを抱えている人ほど、効率よく美肌に近づけることができ、おすすめと言えるでしょう。
レーザートーニング
レーザートーニングは、レーザーによる熱刺激で肌のターンオーバーを促し、シミ改善を行う施術です。
シミ改善だけでなく、肌のトーン全体を明るくする効果もあります。
当クリニックではCuras(キュラス)と呼ばれるレーザーを用いて、通常のシミだけでなく肝斑を改善することも可能です。
一方で、レーザーであればどれでもシミ改善効果がある、というわけではありません。
ひとくちにレーザーといってもさまざまな種類があるため、クリニックに行く際は、事前にシミ改善効果を持つレーザーが施術メニューにあるか確かめてから行きましょう。
セルフケア
セルフケアで以下のことを行うことで、シミを予防できます。
ただし、一度できたシミに対する改善効果は、あまり望めません。
- 炭水化物、糖質を控える
- 紫外線対策
- 生活習慣を整える
- 手で炎症部位などを触らない
シミを確実に改善したいなら美容施術がおすすめ
シミを確実に改善したいのであれば、セルフケアではなく美容施術の力を借りるのがおすすめです。
セルフケアは成果が出る保証がなく、出るとしても時間がかかるため、途中で止めてしまうケースが多いです。
美容施術であればセルフケアほどは時間がかからず、確実な改善が見込めるため、本当に悩んでいる人ほど美容施術が適しています。
KOBE美容皮膚科 西宮院でシミ改善を
シミ改善を美容クリニックで行いたいけれど、具体的なクリニック選びに迷うという方は、KOBE美容皮膚科 西宮院をご利用ください。
当クリニックは、結果にコミットすることと、手厚くトータルサポートを行うことが強みです。
正確に診断を行い、シミに特に有効であるレーザー治療を始めとする施術を行うだけではありません。
生活習慣のフォローやアドバイスを行うと同時に、シミ・肝斑・そばかすの根本原因にアプローチを行い、美しいし肌を実現させます。
結果にコミットといっても、むやみに治療を行うわけではありません。
ひとりひとりの状態を見きわめ、適切なモード・出力を検討した上で、安全を確保しつつレーザー治療を行います。
大手ではリスク回避を優先し、必要以上に弱い出力で施術を行いますが、当院ではそのようなことはいたしません。
美容室気分で皮膚・美容皮膚治療に通ってもらえるよう、価格帯も地域最安値で提供することを意識しております。
『ノーファンデの世の中に』というコンセプトを掲げており、ご賛同いただける方は、ぜひ当クリニックに一度ご来院いただければと思います。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師