唇へのヒアルロン酸注入には腫れのリスクがある？原因と対策を解説

唇へのヒアルロン酸注入には、さまざまな効果があり、希望者の多いメニューです。

しかし一方で「腫れが出る」と聞き、それなら止めようかなと悩んでいる人も少なくありません。

本記事では、唇へのヒアルロン酸注入に対する腫れについて解説します。

参考にして、むやみに怖がり過ぎることはないと知ってください。

ヒアルロン酸注入とは？

ヒアルロン酸注入とは、注射でヒアルロン酸を注入し、さまざまな美容効果を期待するメニューです。

ヒアルロン酸は注入されてもすぐには吸収されず、しばらくその場に留まる性質があるため、ボリュームアップやパーツの形成に利用されます。

本記事では唇への施術に焦点を当てますが、目の下に入れて涙袋を形成したり、シワの部分に入れてシワを改善したりする効果も見込めます。

唇へのヒアルロン酸注入に期待できる効果

唇へのヒアルロン酸注入には、以下のような効果があります。

• 唇のハリ・シワ改善
• M字唇・アヒル口形成
• 口角を上げる
• 人中の短縮

上記の効果に対し魅力を感じる方は、ぜひ実際に施術を検討してみてください。

唇へのヒアルロン酸注入のメリット

唇へのヒアルロン酸注入には、以下のようなメリットがあります。

• ダウンタイム・治療時間が短く済む
• 体への負担が軽い
• 万一仕上がりが気に入らなければやり直せる
• メスを使わない

ヒアルロン酸の効果に永続性はありません。

効果が維持できないという意味ではデメリットですが、効果が消えるのを見計らってやり直しができるという意味ではメリットになります。

唇へのヒアルロン酸注入は腫れる？

唇へのヒアルロン酸注入は腫れるのかどうかという質問については、腫れる可能性もあるという答えが正確です。

全員が必ず腫れるというわけではありません。

実際に腫れが出ることなく、施術を終える人は多いです。

ただし一方で、100%腫れを防ぐ手段はないため、なんらかの原因で腫れが出る人もいます。

施術の際は腫れが出るかもしれないと考え、知識を持っておくことが大切です。

唇へのヒアルロン酸注入の腫れの原因

唇へのヒアルロン酸注入で腫れが出る原因は、主に以下の通りです。

• 注射の刺激で腫れている
• ヒアルロン酸がまだ馴染んでいない
• ヒアルロン酸がしこりになっている
• 注入量が多すぎて唇が不自然になっている

ひとくちに腫れと言っても原因はさまざまであり、ひいては対策もさまざまです。

まずは自分がどれに当てはまるのか突き止めましょう。

注射の刺激で腫れている

注射の刺激で腫れているケースは、少なくありません。

ヒアルロン酸とは関係なく、注射でできた傷に身体が反応し、治そうとしている結果として一時的に腫れが出ている状態です。

採血や予防注射などでも、同様に腫れるケースがあります。

注射が原因の場合、2～3日で腫れが引くのが一般的です。

施術直後で腫れが気になるという場合は、数日様子を見ましょう。

ヒアルロン酸がまだ馴染んでいない

注入した直後でヒアルロン酸がまだ馴染んでいない場合、唇に腫れが出ます。

正確には腫れているわけではなく、ヒアルロン酸が目立つために腫れているように感じてしまうのです。

ヒアルロン酸は基本的にその場に止まる性質を持ちますが、完全ではなく、いくらか広がって状態が落ち着きます。

馴染むまでは1週間~2週間程度かかるため、焦らず待ちましょう。

ヒアルロン酸がしこりになっている

ヒアルロン酸がしこりになっているケースもあります。

一般的にヒアルロン酸を注入してもしこりにはなりませんが、人によってはしこりとなってしまう場合があるのです。

しこりになったとしても健康上の害はなく、自然に消えるケースも多いですが、どうしても気になる場合はクリニックに相談しましょう。

注入量が多すぎて唇が不自然になっている

シンプルに、ヒアルロン酸の注入量が多すぎている場合も、唇が不自然に腫れぼったくなってしまいます。

ヒアルロン酸は時間経過とともに吸収されていくため、元に戻るのを待つのもひとつの方法です。

しかし、今すぐに何とかしたいという場合は、ヒアルロン酸溶解注射などで対応しても良いでしょう。

その他唇へのヒアルロン酸注入で起こり得る症状

唇へのヒアルロン酸注入で起こり得る症状は、腫れだけではありません。

具体的には、以下の通りです。

• 腫れ以外のダウンタイムの症状
• 唇が青みがかって見える
• 血行障害

いずれも起こらない可能性の方が高いトラブルですが、100%防ぐ方法はありません。

自分に起こるかもと考え、知っておきましょう。

腫れ以外のダウンタイムの症状

ヒアルロン酸注入を行うと、腫れ以外の以下の症状が出る可能性があります。

• 赤み
• 傷
• 内出血

基本的にはいずれの症状も軽度である場合が多く、数日で治ります。

しかし内出血のみ程度が酷いと、2週間程度続く場合があります。

唇が青みがかって見える

ヒアルロン酸注射を行うと、唇が青みがかって見えることがあります。

チンダル現象と呼ばれるもので、唇以外の部位にも発生する可能性はあります。

原因は注入した部位が浅すぎたり、皮膚が薄すぎたりして、ヒアルロン酸が皮膚の上から透けて見えていることです。

多少の青みはメイクで隠すことも可能ですが、どうしても気になる場合はクリニックに相談してください。

血行障害

ヒアルロン酸を注入すると、血行障害が起きる可能性もあります。

リスクとしてはかなり低く、一般的には起きないトラブルですが、リスクを完全に防ぐことはできません。

施術後異常を感じたら、すぐにクリニックに行き状態を診断してもらいましょう。

腫れなどの症状はクリニックの腕によってリスクを左右される

腫れなどの症状は、クリニックの腕によってリスクを左右されます。

クリニックの腕が良いほど腫れの発生確率そのものが低下し、発生したとしても軽度で済む可能性が高まります。

逆に、クリニックの腕が未熟だった場合は、その分腫れの発生確率が上がります。

腫れを避けたい方は、まずクリニック選びの段階から慎重に検討しましょう。

腫れやその他の症状を抑えたいならKOBE美容皮膚科 西宮院へ

腫れやその他の症状を抑えたい方は、KOBE美容皮膚科西宮院へお越しください。

当クリニックの医師は高い技術を持っており、的確な部位に適量のヒアルロン酸を注入できるため、腫れなどのリスクを最小限に抑えます。

リスクが不安な方、結果を出したい方は、当クリニックでの施術がおすすめです。

ご利用をお待ちしております。

【まとめ】慎重なクリニック選びで唇の腫れのリスクを低減しよう

唇の腫れのリスクを低減するには、慎重なクリニック選びが重要です。

クリニック選びは非常に重要な要素であり、成功すればその時点で、あらゆるトラブルに対するリスクが低減されます。

ヒアルロン酸注射はシンプルな施術ですが、決して簡単ではありません。

どこで打っても結果は同じと思わず、慎重に信頼できるクリニックを選び抜きましょう。