ボトックスとは

ボトックスは、ボツリヌストキシンという成分が含まれる薬剤で、米国アラガン社製のボツリヌストキシン製剤の商品名となります。
ボトックスは、眼瞼けいれんや片側顔面けいれん、痙性斜頸の施術に使用されているもので、FDA(米国食品安全局)や厚生労働省に承認されている製剤となります。
美容領域での利用も認められており、表情ジワ、エラ張り、多汗症などに使用します。
ボトックスでのシワ治療は、既にあるシワに適応するだけでなく、定期的に注入することにより、将来のシワの予防にも効果的です。
ボトックスの効果

加齢とともに肌のコラーゲン量が減少していくことで、肌のハリや弾力が失われてしまいます。
肌のコラーゲンが減少すると、シワになってしまっても元に戻すことができず、シワが定着してしまいます。
ボトックスは、このシワの定着を防ぐとともに、シワを目立たなくすることができる施術です。
薬剤の効果によって筋肉の動きそのものを緩めることで、シワができにくい状況を作り上げることができます。
ボトックスは、シワ治療以外にも多汗症や肩こりの改善、小顔効果や、二の腕・ふくらはぎの部分痩せにも効果が期待できます。
施術後、数日で効果が現れ始め、約2週間で完成し、その後3~6ヶ月程度、効果が持続します。
ボトックスのメリットやデメリットについて
ボトックスのメリット
ボトックスのメリットは、シワ予防とシワ改善に効果があるだけでなく、小顔効果や多汗症治療、ふくらはぎ痩せなど様々なお悩みに対応できるということです。
注射するだけでよいため、ダウンタイムも無く施術も短時間で終わります。
施術後もすぐにお化粧をしていただけるため、日常生活に支障が出ることはありません。
ボトックスのデメリット
ボトックスのデメリットは、効果が半永久的に持続するものではないということです。
効果を持続させたい場合は、定期的に施術を受けなければいけません。
ボトックスの効果が完全になくなってしまう前に施術を受けておくことで、効果の持続期間を延ばしていくことができます。
ボツリヌストキシン製剤の種類
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ボトックスのジェネリック製剤
ボツラックス(BOTULAX)【製造国】韓国
【認可】日本での認可はなし。韓国のKFDA(韓国食品医薬品安全庁)で認可されており、安全性は確立されています。
【特徴】ボトックスのジェネリック製品であり、アラガンやゼオミンよりもお薬の金額が安いことがメリット。
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ボトックスに代わる高品質ボツリヌストキシン
ゼオミン(XEOMIN)【製造国】ドイツ
【認可】アメリカのFDA(米食品医薬品局)で認可されており、安全性は確立されています。
【特徴】高純度のボツリヌストキシン製剤 で非常に安全性が高く、繰り返し使用しても効果が減弱しない点がメリットです。通常のボトックスは、繰り返し施術を受けていることでボトックスに対する抗体ができてしまい効果が弱まるという場合があります。持続性が短くなる、効きが悪いなどにつながりますが、このゼオミンを使用すれば抗体ができることはないため、しっかり効果を実感していただけます。ゼオミンは、2011年7月に米国FDA(日本の厚生労働省に相当)で美容目的での使用が認可されており、複合タンパクなどの異物を最大限に取り除いた、純度の高いボツリヌストキシン製剤です。
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ヒュートックス(韓国製)
ボトックス(BOTOX)【製造国】 韓国製
【認可】KFDA認可。
【特徴】欧米では、シワに対する美容外科、美容皮膚科での使用で長い歴史がある製剤で、世界で1千万人以上の方がボトックス治療を受けています。決めたいところにしっかりと決まるため、他の筋肉に効いてしまう心配が少ないです。5度以下の環境で温度管理を徹底しているため、高品質な状態に保たれています。
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