レーザートーニングは何日おきに受ければいい?施術回数が多い理由は
レーザートーニングは、今まで治療が難しいといわれてきた肝斑にも効果があり、近年注目を集めている施術法です。
シミとくすみ、お肌のハリつや、毛穴の開きや肌の弾力低下など、多くの肌トラブルの解消が期待できる治療法ですが、実感を得るためには継続して施術を行う必要があります。
カウンセリングでは「何日おきにクリニックに通えばいいのか?」という質問が多いですが、日数の目安はあっても、肌の修復には個人差があるため、診断を受けたのちに判断することになります。
レーザートーニングの様々な特性について見ていきましょう。
レーザートーニングは何日おきに施術を受ければいい?
レーザートーニングの施術間隔は1〜2週間に1回のペースで通い、5回以上治療を受けていただくことで効果を実感できます。
肌の内面から徐々に改善し、継続するほどきれいな細胞へと生まれ変わります。
1〜2週間に1度のペースが望ましい
レーザートーニングは施術を受ける回数が多くなるほど効果の実感が増す治療法です。
1〜2週間に1度のペースが望ましいですが、あくまで目安として捉えてください。
個人差はありますが、繰り返し施術を行うとより効果的です。
何度もクリニックに通う必要はありますが、施術時間は約20分と短く、痛みやダウンタイムもほとんどないので安心して治療を受けられます。
効果を実感するには5回程度が目安
施術の効果を実感するには5回程度が目安です。
もちろん、一回一回お肌のくすみが取れ、肌状態も好転していきますし、症状が軽ければ1〜3回の治療でも効果を実感できます。
回数を重ねることでシミやくすみ、毛穴の状態など、多くの肌トラブルが改善されます。
レーザートーニングは治療を継続してもらうことで効果を実感できることが特徴です。
そのため、クリニックの多くは5回以上のセットプランを用意しています。
実感が大きくなるのは10回以上
10回以上継続すれば、レーザートーニングのポテンシャルを十分に発揮でき、様々な肌トラブルが改善されるでしょう。
改善したい症状の程度によって、継続による治療の効果は変わりますが、10〜20回も継続をすれば、驚くほど肌の変化を実感できます。
年齢の割にお肌がツルツル、美肌の方の多くは、定期的(毎月)メンテナンスでトーニンングをされている方が多いです。
下手な化粧品や高価だが効果がよくわからない化粧品を使うくらいなら、絶対にトーニングを定期的にやっていくことが良いです。
レーザートーニングはどうして何回も受ける必要がある?
レーザートーニングを何回も受ける必要がある理由は、マシン自体が複数回の治療を前提にして設計されているからです。
従来の機器よりも肌への負担を少なく抑えられ、ダウンタイムや痛みを最小限に抑えているため、今までは治療が困難とされてきた肝斑の改善にも効果があります。
根底から肌をきれいにするため
レーザートーニングは低出力の光エネルギーを均一にして気になる箇所に照射する治療法です。
施術は1度の治療で劇的な効果を与えるものではありませんが、効果は肌の奥にある真皮近くにまで及ぶため、内面では改善の作用が働いています。
真皮を刺激することでコラーゲンなどの美容成分が活性化し、肌トラブルが改善するとともにハリも生まれます。
継続して治療を重ねる必要はありますが、根底から肌がきれいになっていく実感を得られるはずです。
メラノサイトを刺激しないため
メラノサイトとはメラニン色素をつくる細胞のことです。
シミやくすみの原因であるメラニンは、刺激を吸収して肌や髪などの細胞を守る働きがあります。
通常であれば表皮組織は約28日周期のターンオーバーによって新しい細胞へと生まれ変わるため、シミやくすみは発生しません。
しかし加齢によって周期が乱れると表皮と真皮にメラニンが蓄積され、色素沈着を起こします。
レーザートーニングではメラノサイトの刺激を抑えて治療を行うため、継続する度にメラニンが徐々に体外へ排出されます。
強い刺激では肝斑を悪化させる可能性がある
従来肝斑の治療が難しいとされていた理由の一つは、高出力ではメラノサイトに刺激を与えて症状を悪化させてしまうためです。
レーザートーニングは従来のレーザー機器より低出力の熱で出力されるため、メラニサイトを刺激せず抑制しながら肝斑の治療を進められます。
肝斑は1度症状が悪化すると、元の状態に戻すだけでも数ヶ月かかることもあるため、特に注意して治療を行うことが重要です。
レーザートーニングの施術後の注意点は?
レーザートーニングはダウンタイムが非常に短く安全な治療ですが、術後は以下の注意点を守る必要があります。
- 保湿をする
- 血行を促進させない
- 赤み・かゆみが治まらない際はクリニックへ連絡する
正しい過ごし方によってリスクは極力抑えられますが、万が一の事態に対応するにはクリニックを頼ることも大事です。
保湿をする
数日間は肌が乾燥しやすい状態になるため、クリニックでは施術後に保湿をします。
肌トラブルを招かないためにも、施術後の数日間は保湿を入念に行いましょう。
数日経てば肌の保湿成分が活性化され、乾燥状態は解消されます。
血行を促進させない
術後の副作用ではヒリヒリとした軽い痛みが発生する可能性がありますが、通常であれば数時間内に治まります。
しかし激しい運動や長時間の入浴など、血行を上昇させると症状が悪化するばかりか、別の副作用が発生するおそれがあるため控えてください。
赤み・かゆみが治まらない際はクリニックへ連絡する
赤み・かゆみは数時間で治まるケースがほとんどです。
もし数日経過しても症状が治らない場合は、クリニックに連絡し対応してもらいましょう。
赤みに関しては放置すると色素沈着を起こすおそれがあるため注意してください。
レーザートーニングならKOBE美容皮膚科 西宮院をご利用ください
KOBE美容皮膚科 西宮院では安全性を第一とした施術を行なっています。
レーザートーニングはリスクが非常に少ない治療法として知られていますが、それは肌の状態・症状に適した施術を行なうことが前提です。
当院の医師が優れた実績を持っている理由は、知識や技術が高いことはもちろん、集中力を欠かさず機器を扱う訓練をしているからです。
レーザートーニングで結果を出すためには、診察とカウンセリングで改善したい症状を丁寧にヒアリングした上で、施術に臨む必要があります。
当院はカウンセリングはもちろん、初診・再診も含めて無料です。
レーザートーニングで肌トラブルをしっかり治したいとご所望であれば、ぜひ当院をご利用ください。
何日おきの施術が良いかは目安です
レーザートーニングを何日おきに行うべきか、これは2週間を目安としていますが、肌の回復期間には個人差があります。
施術前に診断を行い、まだ肌回復を待った方がいいと医師が判断した場合には、当日に治療を行うことはできません。
レーザートーニングで結果を出すためには適切な施術間隔を空け、継続してクリニックに通う必要があります。
また実感を得るためには5回程度は施術を受けることが望ましく、治療回数が多くなるほど施術効果が大きくなることが特徴です。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師