顎へのヒアルロン酸注入にはデメリットもある?メリットと併せて解説
顎へのヒアルロン酸注入は、フェイスラインをシャープにしたりなどの効果が期待できます。
そのため希望者も少なくありませんが、実際に施術を受ける際には効果だけでなく、付随するデメリットも知っておく必要があります。
本記事では、顎へのヒアルロン酸注入に対するデメリットについて解説します。
参考にして、実際の施術に備えてください。
ヒアルロン酸注入とは?
ヒアルロン酸注入とは、注射器でヒアルロン酸を注入し、美容効果を期待する美容医療メニューです。
具体的に期待できる効果は注入部位によって変化するため、シンプルな施術ながらさまざまな人に利用されています。
ヒアルロン酸は注入すると、その場に留まるため、注入部位のボリュームアップを図れます。
この性質を利用し、シワを内側から伸ばして改善したり、パーツのアウトラインを希望の物に改善したりなどの効果が期待できるのです。
顎へのヒアルロン酸注入に見込める効果
顎へのヒアルロン酸注入に見込める効果は、以下の通りです。
- フェイスラインがシャープになる
- 奥へ引っ込んだ顎が改善される
- 割れ顎(けつ顎)が改善される
上記の効果に対し、魅力的に感じられる人は、ぜひヒアルロン酸注入による改善をご検討ください。
顎へのヒアルロン酸注入のデメリット
顎へのヒアルロン酸注入のデメリットは、以下の通りです。
- ダウンタイムの症状が出るケースがある
- 血流障害などのリスクがある
- 効果に永続性が無い
- 理想の形に仕上がらないリスクがある
永続性以外のデメリットは、施術を受けたら必ず出るというわけではありません。
一方で出る人も居るのは事実なので、自分の身に起きるかもしれないと考え、備えておくことが大切です。
また、永続性に関するデメリットはヒアルロン酸の性質に寄るものなので、全員に共通します。
ダウンタイムの症状が出るケースがある
ヒアルロン酸注入は、ダウンタイムの症状が出るケースがあります。
具体的に出る可能性がある症状は、以下の通りです。
- 腫れ
- 赤み
- 痛み
- 内出血
一般的には2~3日で治りますが、内出血は長引くと2週間程かかる可能性があります。
また、顎は注入部位が深いため、他の部位と比べると多少痛みが長引くケースもあります。
いつまでも痛みが治らなかったり、強い痛みを感じる場合は、クリニックに相談してください。
血流障害などのリスクがある
ヒアルロン酸注入は、血流障害のリスクがあります。
ヒアルロン酸は注入するとその部位に留まろうとする性質があるため、注入部位が悪ければ血流を阻害し、そのままになってしまう可能性があるのです。
一般的に起こる確率は低く、ほとんどの場合問題はありませんが、可能性は0ではありません。
異変を感じたら、すぐにクリニックに相談しましょう。
効果に永続性が無い
ヒアルロン酸は効果に永続性がありません。
具体的な効果持続期間は、施術後よりおよそ1~2年です。
期間にやや開きがあるのは、個人差のためです。
いずれにしろ一生効果が続く人は居ないため、効果維持のためには定期的な再施術が必要です。
再施術を受けないまま時間が経過すると、効果はいずれ消えてなくなるため注意してください。
理想の形に仕上がらないリスクがある
ヒアルロン酸注入は、理想の形に仕上がらないリスクがあります。
一般的に起こらないことではありますが、リスクが0になることはないため、注意が必要です。
特に顎先への注入は、やり過ぎると顎が悪目立ちしてしまいます。
一方で注入量が少なすぎても効果が実感しにくくなるため、適量を見極める高い技術が要求されます。
顎へのヒアルロン酸注入はメリットも多い
顎へのヒアルロン酸注入にはメリットもあります。
具体的には、以下の通りです。
- ダウンタイムが短い
- 治療時間が短い
- 自然な仕上がりを実現できる
- 施術に切開を伴わない
ヒアルロン酸注入にはデメリットもありますが、メリットも多い施術です。
重要なのは、自分にとってのメリット・デメリットのバランスです。
上記のメリットに魅力を感じたら、ぜひ施術を検討してみてください。
顎へのヒアルロン酸注入のデメリットを最小限にする方法
顎へのヒアルロン酸注入のデメリットを0にすることはできませんが、最小限に抑えることは可能です。
具体的な方法は、以下の通りです。
- 信頼できるクリニックで施術を受ける
- 定期的に再施術を受ける
- ダウンタイム中はクリニックの医師に従う
- 異常を感じたらすぐにクリニックに相談する
いずれも大切なことであるため、できる限り実践しましょう。
信頼できるクリニックで施術を受ける
信頼できるクリニックで施術を受けるのは大切なことです。
デメリットを最小限にする方法の中で、もっとも重要と言っても過言ではありません。
優れたクリニックは技術とカウンセリング、両方に力を入れて施術を進めます。
そのため、ダウンタイムの症状やトラブルのリスクが低くなるだけでなく、仕上がりイメージが共有できていなかった、思いがけないデメリットがあったなどのトラブルを防げます。
定期的に再施術を受ける
定期的に再施術を受けると、効果が消えていくデメリットを軽減できます。
効果が消えていくことは変わりません。
しかし再施術を継続することで、見た目には効果がずっと続いているように見せられるのです。
そのため施術に進む際は、以後の施術についても検討しておくのがおすすめです。
ダウンタイム中はクリニックの医師に従う
ダウンタイム中の過ごし方については、クリニックの医師の指示に従いましょう。
ヒアルロン酸注入はダウンタイムが短いため、ほぼ制限がないようなものと感じる人も居ます。
しかし、短い間であっても自己判断で医師の指示を破ってしまうと、仕上がりに悪影響を及ぼします。
異常を感じたらすぐにクリニックに相談する
異常を感じたら、すぐにクリニックに相談するのも大切なことです。
何もなかったら恥ずかしいと感じ、トラブルを我慢してしまう人も少なくありませんが、結果としてお互いのために良くありません。
おかしいと思うことがあれば、すぐクリニックに相談してください。
ヒアルロン酸注入のデメリットを最小限にしたいならKOBE美容皮膚科 西宮院
ヒアルロン酸注入のデメリットを最小限にしたいなら、KOBE美容皮膚科西宮院で施術をお受けください。
ヒアルロン酸注入のデメリットの度合いは、クリニックの質に大きく左右されるため、適当にクリニックを選ぶと大きなトラブルに繋がりやすくなります。
結果を出したい方、安心して施術を受けたい方は、ぜひ当クリニックをご利用ください。
【まとめ】メリットとデメリットを両方知った上で施術を受けよう
ヒアルロン酸注入に限らず、メリットしかない施術や、逆にデメリットしかない施術は存在しません。
重要なのは、メリットとデメリットを両方知った上で、自分にとってメリットが大きいかどうかを検討することです。
メリットの方が大きいと感じられたら、ぜひ実際に施術を受け、効果を実感してみてください。
記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師