二重整形埋没法で糸がとれる要因は?施術が得意な医師を頼ろう
まぶたの形は人それぞれで、本来であれば美しさに優劣はありません。
しかし、二重まぶたは優しい印象を相手に与えるため、憧れる人も多くおられます。
理想的な二重を叶えるために注目を集めている治療法の一つが、埋没法という二重整形です。
メスを使う切開法と違い傷跡が残る心配がないため、二重整形が初めての人にも向いています。
ただし、埋没法は糸が緩んだり、とれたりする可能性があり、その場合は二重のラインが崩れてしまいます。
持続力の高い、理想的な二重を実現するためには、高い技術を持った医師の選択が重要です。
二重整形埋没法で糸がとれる確率
埋没法で糸がとれる確率はどの程度か?これは一概に断定できるものではありません。
なぜなら糸がとれる要因には、施術者の技術や施術方法だけではなく、患者自身の生活習慣やまぶたの厚みといった要素も関わってくるからです。
早い人では糸が数ヶ月で取れてしまうケースもあれば、十数年にわたって持続している人もおられます。
持続期間には個人差がある
埋没法の持続期間には個人差があります。
たとえばまぶたの厚みが少ない人は、厚みの多い人に比べて持続期間は長くなりやすいです。
またまぶたを擦る癖のある人や、花粉症の症状がある人は、まぶたへ刺激を与えるリスクが高い分、持続期間にも難が出る可能性があるでしょう。
なんの前触れもなく、糸が突然とれてしまうようなケースはほとんどありません。
二重整形埋没法の糸がとれる要因
二重手術の埋没法の糸が取れてしまう要因には、下記の理由があります。
- 医師の技術によるもの
- 糸の留数が少ない
- まぶたの厚みが多い
- 二重幅が広い
リスクを減らすために、全ての項目に対して問題がないか確認しましょう。
医師の技術によるもの
埋没法で糸がとれる原因には、医師の技量が関係します。
熟練した医師は持続力が高く、ダウンタイムが少なくなるように糸の結びの強さを調節します。
一方で、技術が十分でなければ結果が伴わないことも珍しくありません。
まぶたに対して深く糸をかければ糸がとれるリスクは低くなりますが、緩みやすくなってしまいます。
高い技術を持っている医師は、糸が緩みにくく、とれにくい調節での施術が可能です。
糸の留数が少ない
見た目を美しく保つためには、留める箇所を少なくすることが有効ですが、糸を支える力は弱くなってしまいます。
一般的に、埋没法の糸は2点留めで固定する方法を用いることが多いですが、まぶたの厚みや二重幅によっては3〜4点での固定が望ましいです。
糸留めの数が少ないと、糸がとれやすくなるリスクが増しますが、術後の腫れは抑えられます。
そのため医師は持続力が高く、術後の副作用が少ない手段を選択する必要があります。
糸の留数は、医師と相談して考えましょう。
まぶたの厚みが多い
まぶたの厚みが多い人は、糸がとれるリスクが高いため注意が必要です。
まぶたの厚みがある人は皮膚内の脂肪も多く、糸のテンションが安定せず緩みやすくなります。
結果として二重のラインが崩れやすく、糸が露出するリスクも増す傾向にあります。
まぶたの厚みが多い人は、埋没法の適応があるかどうか、診断を受けた上で検討しましょう。
二重幅が広い
二重幅が広すぎると、糸の張りが不安定になり、予想以上に早く糸が取れてしまうリスクが増します。
まぶたの脂肪は、眉毛に近くなるほど厚くなるからです。
まぶたが厚い箇所に糸を固定しても、緩みやすくとれやすい結果につながってしまいます。
長期間二重を持続させるために、二重幅が広すぎるデザインは避けましょう。
糸が取れてしまった際の対処法
もし糸が取れてしまった場合、まずは鏡を使って状態を確認しましょう。
その際、まぶたを触らず、刺激を与えないでください。
糸が飛び出たままでは、肌トラブルを引き起こすおそれがあるので、早急にクリニックに連絡しましょう。
まぶたに刺激を与えない
糸が飛び出ている状況でまぶたに触ると、炎症・腫れ・感染症などの症状を招く可能性があります。
糸の一部がとれてしまった場合、残りの糸はまぶたに残ったままです。
まぶたに違和感があり糸の一部だけが残っている状態を放置すると、傷口に細菌が入るおそれがあるため注意してください。
なお埋没法の持続力は有限ですが、まぶたに強い衝撃や過剰な刺激を与えない限り、突然取れることはあまりありません。
クリニックに連絡する
糸が取れてしまった場合はクリニックに連絡し、適切な処置をしてもらいましょう。
そのままの状態で放置していても、状態が改善することはありません。
埋没法の修正をするか、抜糸のみ行うか、クリニックへ相談すれば患者の希望に沿って対応してくれます。
二重整形埋没法がおすすめな人
下記の項目のいくつかに当てはまる人は、埋没法がおすすめです。
- 二重整形を初めて受ける人
- まとまった休みがなかなか取れない人
- 傷跡を残さずに二重を作りたい人
- 費用を抑えて施術を受けたい人
- まぶたに厚みが少ない人
- 短い施術時間で治療を終えたい人
ただしまぶたが分厚い人や、妊娠中の人は施術を受けられない可能性があります。
また未成年の人は親の同意が必要となるため、施術を行う際は事前に承諾を得ましょう。
埋没法ならKOBE美容皮膚科 西宮院へ
埋没法の持続力を向上させるためには、高い技術を持った施術者を頼る必要があります。
KOBE美容皮膚科 西宮院の施術者は糸のかけ方を工夫しており、5〜10年の持続が可能なケースが多いです。
また、糸は国産のものを使用しているため、品質も良く違和感を覚え続けることはありません。
当院では、お客様のまぶたの状態と希望に適した、オーダーメイドでの施術を取り入れています。
お客様の不安を取り除いたうえで希望に寄り添うために、初診・再診・カウンセリングを無料で行なっております。
糸が取れてしまうリスク以外にも施術について気がかりな点があれば、お気軽にご相談ください。
埋没法の適応は事前の診断で判別できます
二重整形埋没法で糸がとれる要因と対処法について紹介しました。
糸がとれる確率には個人差があるため、施術前に医師と相談することが重要です。
もしも糸がとれてしまった場合は、まぶたに刺激を与えず、早急にクリニックへ連絡しましょう。
埋没法はまぶたが薄い人などにはおすすめですが、まぶたが厚い人は皮膚内の筋肉や脂肪量が多いため、糸が緩みやすく不向きです。
糸がとれるリスクを最小限に抑えるためにも、埋没法の施術が得意な医師を選びましょう。

記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師