眼瞼下垂のデメリットは?術後の過ごし方や失敗しないためのポイントを解説
「最近まぶたが重くなってきたけれど眼瞼下垂の症状かな?」
「眼瞼下垂の手術を検討しているけれど、実際のところどうなのか不安がある」
眼瞼下垂で悩んでいても、実際に手術を受けるには少し抵抗がある方も多くいます。
また、自分の症状が眼瞼下垂に当てはまるのかどうか知りたい方もいますよね。
本記事では、眼瞼下垂のデメリットや手術を失敗しないためにおさえるべきポイントを解説します。
眼瞼下垂は放置して自然治癒する症状ではありません。
症状が気になり始めたら、まずはクリニックに相談に訪れるのがおすすめです。
まぶたの開きが気になり始めた方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
眼瞼下垂とは?症状と手術方法も解説
眼瞼下垂とは、上まぶたが下がってしまうことにより目が開きにくく視界が狭まる症状をいいます。
原因には先天性なものと後天性のものと2種類ありますが、多くが後天性のものといわれています。
眼瞼下垂は眼精疲労を引き起こすほかに、外見の印象にも変化を与えます。
手術方法にはメスを入れるものや入れないものがありますが、手術のタイミングが遅くなってしまうと大がかりな手術を受けなければならなくなる場合があるため注意してくださいね。
眼瞼下垂かどうかわからない方も、気になることがあればまずは相談に行くのがおすすめです。
眼瞼下垂を放置しておくとどうなる?
眼瞼下垂の症状はつい放置しがちになってしまう方も多いです。
しかし、放置する期間が長くなるほど症状は悪化し、手術も大変になる恐れがあります。
眼瞼下垂の放置による症状を3つ紹介します。
まぶたが開きにくくなる
眼瞼下垂を放置すると、まぶたが重くなり開きづらさを感じます。
まぶたが開きにくくなると、視界が狭くなるため日常生活にも支障をきたすようになってきます。
また、まぶたが重くなると外見にも影響が出てしまい、「いつも眠そう」「目つきが悪い」など良くない印象を与えてしまう恐れもあるのです。
まぶたの開きの左右差が生じる
眼瞼下垂は、両方のまぶたに同じ症状が出るわけではありません。
そのため、まぶたの開き方に左右差がうまれる恐れがあり、視界不良や見た目への影響などが考えられるようになります。
頭痛や肩こりが生じる
知らない方も多くいますが、長期にわたる眼瞼下垂は頭痛や肩こりを引き起こす恐れもあります。
目の周りが常に緊張状態にあることにより頭痛が引き起こされ、肩こり症状の併発も考えられるため注意してください。
眼瞼下垂手術を失敗しないためのポイントは?
眼瞼下垂の手術を検討している方の中には、なかなか手術への一歩が踏み出せない方もいます。
そこで、失敗の確率を少しでも下げるために注意すべきポイントを紹介します。
カウンセリングを必ず受け施術内容について理解する
事前にカウンセリングを必ず受けて、施術内容について理解し、不安や疑問を解消することも重要です。
眼瞼下垂は目元の手術になるため、仕上がりにより大きく印象が変わります。
カウンセリング時に仕上がりの想定イメージもしっかり確認するようにしましょう。
クリニックや医師によって経験値やアフターフォローも異なるため、いくつか比較検討してみるのもおすすめです。
施術後の過ごし方に注意する
眼瞼下垂の施術後の過ごし方も重要です。
施術後には腫れや赤みなどの症状が起こります。
そのため、患部は3日程度はタオルでくるんだ保冷剤で冷やすように意識しましょう。
その際に患部に保冷剤を直接押し付けたり、こすってしまったりと刺激になるような行為はしないように気をつけてくださいね。
また、血行を促す激しい運動や長風呂なども内出血を悪化させる恐れがあります。
出来るだけ安静に過ごすことを意識するようにしましょう。
眼瞼下垂にまつわるQ&A
眼瞼下垂の手術を受ける前に知っておきたいQ&Aを紹介します。
眼瞼下垂の費用相場は?保険適用になるの?
眼瞼下垂は保険適用になる場合もありますが、場合によっては自費での診療になります。
保険適用での施術を受けるには、視界が狭まり日常生活に支障をきたしている場合や眼瞼下垂による肩こりや頭痛の症状が出ている場合になります。
見た目の改善が目的の場合には、一般的には自費での診療です。
眼瞼下垂施術は、保険適用の場合は両目で50,000円前後が相場です。
比較的安価に受けられるため、もし気になる場合にはまずカウンセリングで保険適用になるかどうかを確認してみるのもおすすめします。
眼瞼下垂は失敗する場合もあるの?
眼瞼下垂施術は、他の施術同様に失敗する恐れもあります。
代表例を挙げると、まぶたの開きの左右差が生じる点です。
施術後すぐの左右差は時間の経過で改善していきますが、中には完成した状態で左右差が生じてしまう場合もあります。
そういった事態にならないためにも、必ずカウンセリングで仕上がりイメージを相談するようにしましょう。
また、まぶたの開閉しにくさやドライアイといった症状が発症する場合もありますが、半年程度で改善する場合がほとんどです。
気になる場合には施術医に相談するようにしてくださいね。
なぜ眼瞼下垂になるの?
眼瞼下垂にはもともとの筋肉の弱さによる先天性のもの、また後天性のものがあります。
後天性の眼瞼下垂の原因としてはまぶたの筋力の低下、加齢や紫外線、コンタクトの使用による皮膚のたるみが挙げられます。
まぶたに刺激を与える行為は眼瞼下垂を引き起こす可能性を増加させるため注意してくださいね。
眼瞼下垂で悩みを抱えている方はKOBE美容皮膚科 西宮院へ相談
まぶたのたるみで悩んでいる方は、カウンセリングで自分の症状を確認するところから始めましょう。
KOBE美容皮膚科 西宮院では、患者様一人一人に丁寧に寄り添い、アフターフォローまで徹底しています。
眼瞼下垂かどうかまだわからない、という方もまずはKOBE皮膚科クリニック西宮院でぜひお気軽にご相談ください。
【まとめ】眼瞼下垂で悩んだらまずはカウンセリングへ
まぶたのたるみ、目の開きが気になっている方はまずカウンセリングで自分の症状を確認するところから始めてみましょう。
眼瞼下垂は放置しすぎるとより悪化していき、手術も大掛かりになってしまう恐れがあります。
症状が気になり始めたら、出来るだけ早い段階でご相談くださいね。

記事監修医師プロフィール
KOBE美容皮膚科 西宮院
周平先生
国立神戸大学医学部卒業
製鉄記念広畑病院勤務(形成外科・皮膚科・内科)
湘南美容クリニック勤務(美容外科・美容皮膚科)
神戸朝日病院(皮膚科・内科)
複数の美容クリニックにて勤務、院長を歴任(美容外科・美容皮膚科)
2019年8月〜西宮SHUHEI美容クリニック 責任医師
2023年2月〜KOBE美容皮膚科 責任医師